株式投資において、これほどゆるぎない、シンプルでわかりやすい言葉はありません。
これ以上でもこれ以下でもありません。
投げ売りを拾えば高リターン確定
そして、誰もが投げ売りしているような暴落時に買えば、高いリターンを得ることが期待できます。暴落時に一番やってはいけないことは、売ることです。
なんとしてでもガマンしなくてはなりません。
みんなが売っているときに売らないのは、精神的にキツイかもしれませんが、投資家として絶対にやってはいけません。
市場平均をアウトパフォームするためには、そのような時に大きく買うことです。
リーマンショックのような生涯に一度あるかないかの暴落時は絶好の買い時でした。
これは、あとから振り返ると、当たり前に聞こえますが、リーマンショックを経験した投資家のひとりとして言えることは、とてつもない恐怖を感じたということです。
あらゆる報道は株式市場が崩壊するようなニュースを毎日のように届けてくれました。
バックミラーを見ると誰でもカンタンだと思えることも、そのときに買うという選択肢は大変勇気のいることでした。
その当時、わたしはバフェット銘柄の米国株ではなく、KAPPAさんの投資手法を研修していたので、彼が提供してくれたブログで、買いにいってもよいと判断して、日本の個別株を積極的に買えることができたので、投資家としてやっていけない過ちを回避できました。
大きなリターンを得ることができました。
今後の暴落に備えて
では、次の暴落時に買うためにできることは何か。暴落時にキャッシュがあれば、最高です。
しかし、そのためにキャッシュ比率を多くすることは、株式投資に期待できるリターンを放棄するようなものです。
リーマンショック級の暴落なんていつくるか誰にもわかりません。
ナシーム・ニコラス・タレブのいうブラックスワンは、誰にも予想はできないが、いつか必ず来るごくまれな出来事なのです。
現在のわたしのキャッシュフローは、サラリーマンとしての給料と、妻の給料と、株式からの配当金です。
特に多いサラリーマンとしての給料ですが、月給分はほとんど生活費へ消えますので、株式投資に回せるキャッシュは7月と12月のボーナス時期になります。
それぞれ100万円ずつです。
仮にその前後に暴落が来れば、ただのラッキーですが全額株式へ投資するだけです。
しかし、それ以外の時期に暴落が来たら、指をくわえてど真ん中のストレートを見逃すしかありません。
キャッシュフローの改善
そういう時にでも、ある程度キャッシュを獲得できる方法のひとつとして、配当率の高い米国株を持つことも重要かもしれません。わたしはフィリップフィッシャーの言う通り、配当利回りを無視して投資をしていますが、そういうことも少しは意識していく必要がありそうです。
世界最強の投資家ウォーレン・バフェットは、保険会社としてフロートと呼ばれるキャッシュが毎日のように入ってきます。
投資するなら保険会社をメインの会社で運営するのが、最強です。
とにかくキャッシュフローを改善するためにも、節約や、配当金の増加、妻の給料増加、グーグルアドセンスからの収入など、様々な策を考えていきたい。
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バフェットの師匠フィリップ フィッシャーの再新作です。