株式投資にはサイクルがあります。
永遠に上がり続ける株はありません。
米国の大型優良株が、下がり続けて株式価値がゼロになることもほとんどありません。
最近でいうとアップル(ティッカーシンボル:AAPL)は上がり続けて、急激に下げてまた上がり続けようとしているように見えます。
しかし、これからも上がり続けることはあり得ません。
上がり過ぎると、上がり過ぎたことが原因で、下げに転じます。
下げ過ぎると、下げ過ぎたことが原因で、反転し上がることになります。
結局のところ、株式投資の世界はこの繰り返しです。
極端な例で言うと、サブプライムローン問題が発端のリーマンショックや、ITブームです。
日本でもありましたね。
不動産バブルです。
同じように米国でも不動産神話で土地は上がり続けるという認識が広く一般的に語られるようになりました。
お金を借りて買った土地や家の価値が上がることで、すぐに元が取れる状態が続きました。
それを見た隣人たちは、黙って見ていられるような心理状態にはなりません。
人間は他人と比較し同調しようとします。
隣人の生活が豊かになっていくのを指をくわえて見ていられないのです。
人間が強欲になり過ぎる時に株式市場はピークを迎えます。
そして、何がキッカケでもなく、上がり過ぎたことそのものが下げる原因になり、大暴落を迎えます。
大暴落に必要なのはバブルです。
上がり過ぎた株は下げ過ぎます。
バリュー投資家が一番理想としている買いは、価格がいくらでもいいから買ってくれ、という投資家から安すぎる価格で買うことです。
バリュー投資家は、そんなチャンスを常に伺っています。
買おうとして銘柄を探すのではなく、売ろうとしている人が声を掛けてくるような状況で、さらにそのような人が殺到するような状況で、買うのが最高の買いです。
21世紀で最高のバリュー投資家のバイブルと言えます。
わたしは10回以上読みました。
本も電子書籍もfebeも持っています。
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毎日のように通勤時の車で聴いています。
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