2017/02/06

集中投資は20%未満にしておけ。 by バフェットの師匠フィリップ・フィッシャー

昨日アップしたわたしのポートフォリオのような集中投資をしているブログはほとんど見かけたことがありません。
素人投資家は分散すればするほど、リスクが減るとでも思っているのか、やたらと分散したがります。
これはプロの投資家にも言えることですが、分散すればするほど市場平均リターンに近づきます。



自前でインデックスファンドのようなポートフォリオをつくることも可能ですが売買手数料がかかり過ぎてしまいますので、それは問題です。
かといってインデックスファンドに投資すれば信託手数料を取られてしまいます。
いずれにせよ、本当の意味で市場平均リターンを得ることはできません。


バフェットの師匠は2人います。
バリュー投資の父ベンジャミン・グレアムと、超成長株投資のフィリップ・フィッシャーです。
ベンジャミン・グレアムは説明する必要はありません。


フィリップ・フィッシャーはカンタンに言うと「超成長株を長期保有し集中的に投資しろ」みたいな投資手法です。
ただし、集中投資と言っても大型優良株で5銘柄20%の集中投資が限界で、これ以上は集中投資をするなと言っています。
しかし、10年後に1銘柄が上昇し40%になっても無理に半分売る必要はないとも言っています。


つまり、買った時点で20%以内ならOKということです。
わたしはウェルズ・ファーゴ(ティッカーシンボル:WFC)を21.7%保有し、これが保有比率第一です。
昨年の不正口座問題で大きく下げた時に20%以上買ってしまいましたが、それは失敗ではなく大成功を収めています。


あくまで基準として20%ですので多少は多くても問題ありません。


わたしの現在のポートフォリオは集中投資と言っても10銘柄保有しています。
一般の投資家に比べるとかなり少ない方だと思いますが、本当はもっと減らしたいです。
例えばWFC、IBM、KO、BRK-B、KHCの20%で5銘柄保有なんていうのが理想です。


これをリバランスしながら積み立て的に投資していけば、莫大なリターンを得られると思います。
いまは、まだまだ楽しく長期バリュー投資を実践していますので、遊びのCHTRやLBTYAなども保有して爆上げリターンも狙っています。


しばらくは、新規投資は控えますので保有銘柄の保有比率を上げ、逆にWFCが下げる方向で調整したいのですが、なかなか思うように保有銘柄の株が動きませんので、しばらくは様子見です。


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バリュー投資家なら絶対読むべき書です。
有名なあのフレーズが理解できます。



▼マイポートフォリオ
マイポートフォリオ 2017年2月4日

マイポートフォリオ2016年11月27日

マイポートフォリオ 2016年6月13日


▼わたしの投資方針
わたしのバフェット流米国株投資基本方針まとめ

バフェット銘柄の買うタイミングをPERで考える


▼わたしのポートフォリオ保有比率上位銘柄まとめ
保有比率第1位 ウエルズファーゴ(WFC)

保有比率第2位 IBM

保有比率第3位 コカコーラ(KO)

保有比率第5位 フィリップス66(PSX)