買収の思惑で株価は急騰し、その買収が拒否されてのであれば株価は急落するかもしれません。
株価を理解するうえで一番大切なことは投資家の心理です。
学者のみなさんは、効率的市場仮説という仮説でしかありえない現実離れした仮説を立てます。
世界最強の投資家であるウォーレンバフェットや、バフェットの師匠であるベンジャミン グレアムや、オークツリーキャピタルのハワード マークスたち投資家として大成功を収めている賢人たちが実践している投資方法は、人間心理が過剰に反応した時、心理的に買いにくい時に買いに向かいます。
1990年代のITバブルの時、株式市場の歴史ではありえないほどPERが高騰しました。
そんな株価が一瞬のうちに90%以上下落しました。
この2行ほどの事実だけを確認するだけで、先ほどの効率的市場仮説なるものが現実的でないことがわかります。
頭の良すぎる人たちは、行き過ぎて現実と机上の理論のバランスが偏り過ぎているのでしょう。
わたしたち長期バリュー投資家でありバーゲンハンターは、わたしたちにとって都合の良い、リターンを生み出してくれる理論を信じてくれるインデックス投資家のみなさんのおかげでメシが食えます。
どんどんその理論を信じてくれる信者を増やして欲しいです。
そもそも、インデックス投資家の皆さんは市場平均で満足しているので、効率的市場仮説を信じてインデックス投信を積み立てていけば市場平均リターンを得られるので問題ありません。
わたしたち長期バリュー投資家は市場平均以上のリターンを目指しますので、そんなわけにはいきません。
前置きが長くなりましたが、今夜のクラフトハインツ(KHC)株は暴落すれば買い、暴落しなければ眺めているだけでいいです。
-15%ぐらいで指値でも入れるか迷い中です。
▼マイポートフォリオ
マイポートフォリオ 2017年2月4日
マイポートフォリオ2016年11月27日
マイポートフォリオ 2016年6月13日
▼わたしの投資方針
わたしのバフェット流米国株投資基本方針まとめ
バフェット銘柄の買うタイミングをPERで考える
▼わたしのポートフォリオ保有比率上位銘柄まとめ
保有比率第1位 ウエルズファーゴ(WFC)
保有比率第2位 IBM
保有比率第3位 コカコーラ(KO)
保有比率第4位 アメリカン・エキスプレス(AXP)
保有比率第5位 フィリップス66(PSX)