2017/05/07

投資家にとってバフェットの売りは恐怖

投資の世界で市場平均を上回り続けることは、一握りの人間にしか無理です。
あのウォーレン・バフェットが注目の的となっていること自体が、それを示しています。

バフェットが買った株を買いの理由としている投資家は数多く存在します。
アマゾンのジェフ・ベゾスが言うようにバフェットが言うことは、いつもだいたい当たっているのです。
わたしはバフェット同じように、またバフェットの師匠であるフィリップ・フィッシャーのように集中投資を実践しています。

IBMへの投資も集中投資を実践し、16.9%保有していました。

あるバフェット好きな方が運営する他の投資ブログでIBM 100%の集中投資をしています。

そんなアホなポートフォリオあるかい!

と思っていましたが、今後どのような判断をするのか注目したいと思います。

はっきり言って、あのバフェットが売ったIBMの株価の予想をするだけで吐き気が出る思いでしょう。

株価の推移が気になってゆっくり眠れない夜が続くでしょう。

そうなんです。

バフェットが売った銘柄を持ち続けることは、恐怖以外何ものでもありません。

バフェットが言うことはだいたいあっているのです。
この後、その投資銘柄が市場平均を上回り続けることは、あきらめた方が良いかもしれません。

しかし、バフェットは15年以上保有すること前提に投資をしています。
ですので、バフェットが売ったことが短期的に下落要因となるかもしれませんが、長期的に見れば市場平均を上回る可能性は残っています。

実際にそのようなこともありました。

ですが、わたしはバフェットに従い昨日IBM株を売りました。
投資が好きでやっているのに、夜眠れなくなるような投資は勘弁します。

一般の投資家たちは高配当が好きなので、IBMを売りたくないかもしれません。
しかし、バフェットは配当利回りなんて全く気にしていません。

キャピタルゲインだろうが、インカムゲインだろうがどっちでもいいんです。
トータルリターンが重要なのです。

高配当銘柄は下落時の支えになるなんて考え方自体、わけがわかりません。

低配当でボラティリティが高い方が、下落幅が大きいのであれば逆に買うチャンスが多いという意味になります。

話がそれましたが、バフェットの売りに対する対応は売りでしかありません。

わたしは今日もゆっくり眠ります。
(本日NY市場は休みですが...。)


▼マイポートフォリオ
マイポートフォリオ 2017年2月4日

マイポートフォリオ2016年11月27日

▼わたしの投資方針
わたしのバフェット流米国株投資基本方針まとめ

バフェット銘柄の買うタイミングをPERで考える

▼わたしのポートフォリオ保有比率上位銘柄まとめ
保有比率第1位 ウエルズファーゴ(WFC)

保有比率第2位 IBM

保有比率第3位 バークシャーハサウェイ(BRK.B)

保有比率第4位 コカコーラ(KO)

保有比率第5位 アメリカン・エキスプレス(AXP)

保有比率第6位 フィリップス66(PSX)