ウォーレン・バフェット率いるバークシャーハサウェイ社が2017年第2四半期決算発表をしました。
そして注目のバフェット保有銘柄も公開されました。
その中で、注目すべき点がいくつかあります。
バフェットが唯一、永久保有を明言していたウェルズ・ファーゴ(ティッカーシンボル:WFC)を一部売却しました。
これはわたしにとって、大きなニュースです。
わたしの保有比率トップの銘柄でもあるので、バフェットの意思を読み取り今後の投資方針を見直していく必要があります。
しかし、今回のバフェットの売買を見ると、他にも銀行株に変化が見られました。
なんと、バンコオブニューヨークメロン(BK)を大きく買い増しました。
バンクオブニューヨークメロン前保有金額より52.15%増やしています。
ウェルズ・ファーゴ(WFC)は2.44%減らしました。
要約するとウェルズ・ファーゴからバンクオブニューヨークメロンへ銀行株のスイッチングを実行したということです。
バフェットが何をしようとしているか想像する必要があります。
ウェルズ・ファーゴは不正口座問題に揺れています。
現在も多くの訴訟を抱え、利益を減少させ株価を低迷させている原因となっています。
バフェットはどんな会社も不正を働く可能性を示唆している一方、このような不正を大変嫌います。
過去にバフェットは、この点で苦労しました。
いくら永久保有を誓っていたとしても、先の読めない世界においてやはり、ある程度の分散は必要なのでしょう。
そういう意味でも、銀行株の分散を図ったということです。
今後、さらにスイッチングを拡大していく可能性もありますので、今後のバフェットの言動や公開されるポートフォリオを要チェックしていきます。
わたしは、バフェットの公開されたポートフォリオを自分なりに理解し、バフェットの意図を読み取り、即行動して結果的に投資リターンを改善してきました。
もちろん今夜、即行動するためにも、ブログを書きながら頭を整理しているのです。
今回オススメする本はこの2企業のことが書かれています。
以前から、バフェットはこの2企業に対して信頼していること、それはなぜなのかが理解できます。
▼マイポートフォリオ
マイポートフォリオ 2017年7月30日
マイポートフォリオ 2017年5月13日
▼わたしの投資方針
わたしのバフェット流米国株投資基本方針まとめ
バフェット銘柄の買うタイミングをPERで考える
▼わたしのポートフォリオ保有比率上位銘柄まとめ
保有比率第1位 ウエルズファーゴ(WFC)
保有比率第2位 バークシャーハサウェイ(BRK.B)
保有比率第3位 コカコーラ(KO)
保有比率第4位 アメリカン・エキスプレス(AXP)
保有比率第6位 IBM