バフェット率いるバークシャーハサウェイのポートフォリオの変更が公開されました。
注目すべきは、IBM株を94.46%売却したことでしょうか。
実質的には、IT企業のIBMからアップル(ティッカーシンボル:AAPL)へのスイッチングです。
さらに最近、ウェルズファーゴ(WFC)から他の銀行株へスイッチングを加速させています。
前期で、バンク・オブ・アメリカ・コーポレーションの新規買いでWFCからのスイッチングをしました。
今期では、さらにバンクオブニューヨークメロン(BK)、ユーエスバンコープ(USB)へスイッチングしています。
さすがのバフェットと言えども、銀行株への集中投資はあまりにもリスクが高すぎると認識したのか、米国銀行株への分散を加速させています。
どんどんこれが拡大し、保有比率としては上記4米国銀行銘柄が同じぐらいまでいくのでしょう。
もう、ウェルズファーゴ(WFC)に頼り切ることはありません。
素人投資家のように、なんでも分散すればするほどよいということは、市場平均に近づくことです。
我々のようにバリュー投資家は、市場平均をアウトパフォームすることにフォーカスします。
市場平均に、近づけることを遠ざけなければなりません。
近づけることを、遠ざける。
名言がでましたね。
さっそく、ツイートしました。
昔のようにバフェットはセクターに1つ集中して投資するのではなく、4銘柄程度へ分散させてどんどん優位性のある企業へ集中していく傾向にあります。
始めはリスクを分散させておいてリターンを得て、確信を持った状態で集中することで4銘柄均等のリターンを上回るような戦略なのでしょう。
参考にしたいと思います。
バフェットのポートフォリオの変化について、連続して記事を書いていきます。
記事を公開する前に、今夜モンサント(MON)あたりに注文を入れるかもしれません。
わたしにとって、バフェットのポートフォリオ公開日は年に4回のビッグイベントです。
明日は、金曜日ですのでスコッチでも飲みながら、アレコレ考えて楽しい時間を過ごせそうです。
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アマゾンのジェフ・ベゾスは言います。
バークシャーハサウェイのバフェットの言うことはだいたい合っていると。
この最強の二人がタッグを組めば、まさに世界最強です。
もっと連携を深めてほしいですね。
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バフェット銘柄の買うタイミングをPERで考える
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