2016/03/05

配当率なんて気にせず投資するのがベター

ジェレミー シーゲル博士の高配当株戦略

ジェレミー・シーゲル博士が言っているように高配当銘柄の再投資分が株価上昇のターボになり得ることはなんとなく理解できます。

ただし、よく考えるまでもなく、配当をもらってから投資するのであれば配当金に対して税金20%をとられて、買う時に手数料を払うなんてことをやった時点でロスがうまれます。

もちろん自動で再投資されるインデックス投信なんかは大丈夫ですが。
たとえばVTのような銘柄は、もらった時点で20%税金が発生し、SBI証券なら買う時に25ドルかかります。

配当金が500ドルもらったとしても買い付け手数料で0.5%かかってしまいます。
従って、配当金で特に必要のない時に強制的にもらってしまう配当より、自社株買いで税金や買い付け手数料が発生しないキャピタルゲインの方が断然お得です。


バフェットの言う通り、自主株買いが最強

理想は配当0で自社株買いをやってくれることです。

必要のない時にわずかな配当金をもらうより、自身が必要な時にただ株を売れば問題ありません。
そういう意味でもバークシャーハサウェイは理想の形です。
配当利率はほぼゼロ。自社株買いはあまりしませんが、配当を払うより有益な企業への投資や買収をやってくれるのです。

しかもあの世界最強のウォーレンバフェットが長年の投資経験から最良と思われる企業の株を買ってくれるのです。
バフェットより、よい企業を選べる自身があるのなら、考えて選べばよいですが、わたしはそんな能力も時間もありません。


だから、バフェット銘柄に託すわけです。


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38歳サラリーマンで年収829万円です。プラス株式売却益と配当益があります。



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