2018/03/12

「賢明な投資家」が最初にやることは「愚かな投資家」が最後にやる

米国株式市場で、長期バリュー投資家として資産運用をしています。



バリュー投資家とは、株の価値を評価し本質的価値を下回る価格で買い、本質的価値を上回る価値で売ることを繰り返します。

その価値評価は、それぞれ独自の見かたがあるかと思います。
わたしも、独自の目線で他に聞いたことがないような投資を実践しています。

基本的にバリュー投資家は、逆張りです。

・孤独の世界で、信念を貫き通す
・逆風に、立ち向かう
・ひとりだけ、逆方向へ進む
・ついにボケたか?と言われるような投資行動をとる

ホモサピエンスは、集団行動をしてきました。
その集団で生活するためには、協調して生きていくことが生きるために必要です。

協調できない人間は淘汰され、すでに絶滅しているのです。

したがって、われわれ生き残った人間は基本的に、協調性のあるDNAを持った人間なのです。
それは、投資の世界にも如実に表れています。

順張りをするときは、心理的負担はありません。
逆の場合、負担が大きいことは投資家ならだれでも理解できると思います。

株式投資の原則は「安く買って、高く売る」です。
これ以外に、勝つ方法はありません。

この原則通り勝ちに行くためには、他の大勢で逆を行くしかないのです。
これを理解できないのであれば、投資の世界からは離れて生きた方がいいと思います。

投資の世界から離れるというのは、だれでもできる積み立てインデックス投資みたいな市場平均にすら勝てない投資方法で、預貯金よりはよいレベルの投資をするということです。

われわれのような、市場平均では満足できないバリュー投資家は、心理的に強くならなければなりません。
これは、投資経験、特に失敗から学ぶことが多いのです。

何度も、この経験を繰り返して気づくことで、知恵となります。
この知恵を生かして、投資行動をとるのです。

言うまでもありませんが、投資の勉強は欠かせません。
投資の勉強と言っても、投資の古典だけ勉強しておけばよいというわけでもありません。

投資の世界では、心理学が一番大切です。
人間心理を理解することが、市場平均を上回るリターンには必要なのです。

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投資の神様バフェットも絶賛した、21世紀最高の投資の教科書です。
わたしは、この本を10回以上読みました。
見える世界が、確実に変わります。


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