ベンジャミングレアムとフィリップフィッシャーです。
イイトコドリがバフェットのスタイル
それぞれのイイトコドリをしたのがバフェットの投資スタイルです。その投資戦略のひとつに集中投資があります。
これはフィリップフィッシャーの投資スタイルです。
分散投資は最小限で充分であり、行き過ぎた分散投資は資金の無駄遣いであると断言しています。
分散投資にこだわり過ぎて、よく理解していない知りもしない企業の株を買う方がよほど危険であるとも言っています。
バフェットの集中投資
これを積極的に実践しているのがウォーレンバフェットです。有名なファンドマネジャーのポートフォリオを確認すると、だいたい分散しまくっています。
1銘柄あたり1%程度が多いような気がします。
バフェットの直近のポートフォリオは上位5銘柄で70%近い、集中しまくった投資です。
こんなファンドマネジャーはほとんどいないと思います。
なぜこのようなことができるのかというと、その企業を理解しており、今後の成長に確信をもっているからです。
フィッシャーの5銘柄20%投資方法
フィリップフィッシャーは大型で安定した成長が見込める企業を慎重に選んだ場合は5銘柄を20%ずつ保有することを、具体的に薦めています。さらにその大型で成長が見込める具体的な米国株を示していました。
1958年に書かれた「COMMON STOCKS UNCOMMON PROFITS 」中に、なんとIBMがありました。
そのころにIBM株を買って、例えば今まで保有していた場合、10倍になっています。
いわゆるテンバーガーです。
もしかするとバフェットも師匠であるフィッシャーが薦めたIBM株を昔から要チェックし、人気のない今が投資のチャンスとみて集中的に投資したのかもしれません。
集中投資を薦めるフィリップフィッシャーだけれども、20%以上の保有はダメだと言っています。
しかし、20%銘柄が値上がりして40%ぐらいになったとしても、無理に売却する必要はないと言っています。
ですので、結果的に20%以上になっても問題はないが、買った時点で20%を超えるようなポートフォリオを構築するなといっているようなものです。
フィリップフィッシャーはリバランスを必要としないのです。
バフェットの現在のポートフォリオはどうか
バフェットのポートフォリオをみると偶然か狙っているのかわかりませんが、現在の上位2名柄の保有比率は・・・
19.89% KHC(クラフトハインツ)
18.04% WFC(ウェルズファーゴ)
となっており、忠実にフィッシャーの教えを守っているかのような形になっています。
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