ジェフ・ベゾスとは。
アマゾン創業者のジェフ・ベゾスは、非常に魅力的な人物です。書籍販売でインターネットの世界に登場し、その成長ぶりから、フィリップ・フィッシャーの超成長株と呼ぶにふさわしい企業を作り上げました。
また、ロケットも打ち上げるなど、考えていることがぶっ飛んでいます。
バフェットの影響を受けているせいかもしれませんが、非常に倹約家であり努力家であり、勉強家でもあり、その天性の集中力と知性は天才と呼ぶにふさわしいと思います。
そんなジェフ・ベゾスは成功者をコピーすることをいといません。
トヨタのなぜなぜ分析なども、マネて活用しているといいます。
天才が、成功者をコピーしてさらに成長するので、他社がアマゾンを追い抜くことは非常に難しいことでしょう。
会議はホワイトボードで。
ジェフ・ベゾスは物事の本質をとらえることができますので、偽物やフェイクを見抜きます。ハイテクなイメージのあるアマゾンですが、会議ではパワーポイント等のわかりやすい資料を嫌います。
ホワイトボードに直接書き込みながら説明する方法をとるそうです。
これは自分自身にも言えることですが、大した内容ではないことでもパワーポイントで、大したことのあるような内容に見せることはいくらでもできます。
ただし、ホワイトボードに必要なことをその場で必要なだけ、書いていけば余計な飾りがないので、内容自体が丸裸になります。
アマゾンの資料は、箇条書きも嫌い、飾りのないただの文字を文章にしただけだと言います。
これだと、偽物なのかどうか一目瞭然です。
内容のない大したことではないことは、文章にしても3行で終わりです。
投資対象としてのアマゾン。
バフェットのことを尊敬しているジェフ・ベゾスの企業であるアマゾンは利益をあまり出さないことが知られています。利益を出せば税金を払うことになるので、利益を出さずに企業価値の向上や顧客の利便性向上のために投資をしています。
EPSではとらえることはできませんが、確実にBPSが増えていくでしょう。
そういう企業もバフェットは好みます。
ただバフェットはアマゾンへの投資をしていません。
BPSと営業キャッシュフローは右肩上がりで株価も右肩上がりです。
このような優良企業への投資は、非常に魅力的でもありますが、大きく下落する可能性もあります。
実際、2016年初の市場全体が下げていた時も大きくさげていました。
このような市場の動きにも連動するのであれば、いつか投資チャンスは巡ってくると思います。
わたし自身も、アマゾンのプライム会員であり、その安い会員価格に対するサービスの質の高さは本当に満足しています。
また、このブログのようにアフェリエイトも誰でもカンタンにできることからも、アマゾンは顧客重視を最優先していることがうかがえます。
これからも天才ジェフ・ベゾスが既存の枠に縛られない、どんな会社を築いていくのか、顧客の一人としても楽しみです。
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この本にアマゾンと同じように利益を出さずにBPSを成長させて成功した企業例もあります。
この本はバフェットがすすめる数少ない本のひとつです。
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