株が急騰するということ。
ポケモンGOが日本に上陸し、社会現象になっています。様々な問題が発生しているのも事実ですが、ポケモンGOの原因ではない問題もポケモンGOが原因として扱われている報道等もあり、それぞれの問題の真因をさぐる必要があります。
さて、そのポケモンGOの人気で任天堂株は急騰しました。
株が急騰するということは、利益見通しが増えることを織り込んで上がる場合と、過剰に反応する場合もあります。
明らかに、任天堂の本誌的価値を上回る価値以上の株価になった場合は、急落するリスクはあります。
利益の先食い。
本質的価値以上の株価というのは、利益の先食いに他なりません。例えば、PERが100倍の株が100倍を維持することはありません。
後々、利益がついてくることで、PERが落ち着くのを見越して100倍となっているのです。
ですので、期待通りの利益にならない場合、急落することになります。
ポケモンGOの開発により、任天堂という企業の価値やブランドは向上したかもしれませんが、それを急激に織り込んだ株を買うというのは危険すぎます。
上がった株を買うほどリスクが高い投資はありません。
バフェットやベンジャミン・グレアムは、安全マージンを意識して投資をします。
本質的価値以下で買うには、暴落や下げ過ぎているときに、買うしかありません。
そうでない場合もありますが、リスクを取る意味をしっかり把握したうえで投資しなければなりません。
株価は人々の心理に大きく影響を受ける。
また、上げ過ぎた株は下げ過ぎるということも大いにあり得ます。ITバブルがはじけた時もそうでした。
90%以上の下げなんて、考えるだけで恐ろしいです。
株は投資家心理に大きく影響を受けます。
昨日、100円で買えた株が次の日10円で買えるなんて、株式市場以外では考えられません。
株式市場は面白いもので、そういうときが稀にあることで、勇気を持って買いに向かった投資家に大きなリターンをもたらします。
大きく上げた株を買うのは素人の投資です。
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この本はバフェットがすすめる数少ない本のひとつです。
これを読むことで自社株買いの爆発力を知ることができました。
バフェットがIBMを買った理由を理解できます。
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保有比率第1位 ウエルズファーゴ(WFC)
保有比率第2位 IBM
保有比率第3位 コカコーラ(KO)
保有比率第5位 フィリップス66(PSX)
本日の独りごと
子供に何歳から、ゴルフをやらせるか考えています。
もちろん、本人の気持ちを尊重しますが。
ゴルフこそ、子供が自立し、自己中心的思考から他人のことも考えるために必要なことが学べる最高の環境だと思っています。