バークシャー・ハサウェイの保有比率トップ交替
現在、ウォーレン・バフェットが率いるバークシャー・ハサウェイ(BRK)のポートフォリオの保有比率トップはウェルズ・ファーゴ(WFC)を上回るクラフト・ハインツ(KHC)となっています。比率は20%弱です。
長らくウェルズ・ファーゴが保有比率がトップでしたが、FRBの金利引き上げ観測が後退していることもありウェルズ・ファーゴが最近大きく下げている影響でクラフト・ハインツがトップとなっています。
ただし、金利水準が適正に戻れば、ウェルズ・ファーゴ株は上昇することは間違いないと思いますので、一時的にトップが交代しているだけです。
もしかすると、この下落でバフェットはウェルズ・ファーゴ株を買い増しているかもしれませんが。
わたしは、英国EU離脱でウェルズ・ファーゴ株を買い増しているので、自身のポートフォリオの保有比率トップです。
クラフト・ハインツを要チェック
バークシャー・ハサウェイが保有する株式のポートフォリオをコピーを目指しているわたしは、クラフト・ハインツ(KHC)をウォッチし続けています。買い時を完全に逃した状況が続いています。
クラフト・ハインツの株価は上昇続けています。
高値を更新し続けているような株を買うのは、高リスクです。
もちろん企業価値に照らし合わせて、割安であれば高値を更新し続けているような状況でも買うのはアリです。
ただし、上がり過ぎた株は常に大きく下がるリスクがあります。
グレアム・ドット村のスーパー投資家であるウォルター・シュロスは言います。
数年来安値近辺の株を買え
一番欲しい株なのに手が出せない状況が続いているのです。
クラフト・ハインツをいつ買うか?
では、どうするか考えてみる。PER:28.9倍
PBR:1.88倍
配当利回り:2.56%
売り上げ成長率(3年平均):6.86%
営業利益成長率(3年平均):4.15%
バリエーションをみても、いまいち買いに向かう気にはなれません。
もちろん、バフェットの買値とも大きくかい離しています。
事業統合により、合理化を進めている最中であることは間違いありませんし、今後収益性が伸びることが予想されますが、いまは買いではないと判断します。
このまま、上がり続けると今後、一株も買えないこともあるかもしれません。
しかし、買値にこだわることも重要です。
ということで、クラフト・ハインツ以外のバフェット銘柄の買いを検討します。
株式投資は相対比較です。
バフェットの買値に近い、もしくは安くで買える、IBMやフィリップス66(PSX)の株が存在するのであれば、それを買う方がいいです。
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この本はバフェットがすすめる数少ない本のひとつです。
これを読むことで自社株買いの爆発力を知ることができました。
バフェットがIBMを買った理由が理解できます。
▼英国EU離脱に関する当ブログ記事
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2016年6月13日現在の米国株バフェット流ポートフォリオを大公開!
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わたしのバフェット流米国株投資基本方針まとめ
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保有比率第1位 ウエルズファーゴ(WFC)
保有比率第2位 IBM