2017/03/17

有名投資ブロガーたちが紹介しないような、わたしがオススメする投資本5冊はこれだ!

有名ブロガーたちが紹介する本はどれも同じでイヤになります。
「ウォール街のランダムウォーカー」バートン・マルキール著や「株式投資の未来」ジェレミー・シーゲル著などです。
もちろん、わたしも素人投資家だった頃、何度も読み返したことを覚えています。


すでに10年以上投資経験を積み重ねて、投資に対する向き合い方は大きく変わってきたと思います。
株式投資にはミスターマーケットが存在するので、一喜一憂しがちですがバリュー投資家としての投資原則は今も昔も変わりません。

変わらないから原則なのです。

そんな原則を、具体的ではない哲学的な投資本こそ価値があるとわたしは思います。
では、わたしがオススメする投資本を5冊紹介します。


5位 「お金で失敗しない人たちの賢い習慣と教え」トーマス・ギロヴィッチ著

これは投資初心者におすすめです。
投資家心理を知るうえで重要なことがたくさん書かれています。
投資家に限らず、わたしたちが生きていくうえで必要な心理的な知識が増えます。
インデックス投資家に人気の山崎元氏の主張とほぼ同じです。


4位 「超成長株投資」 フィリップ・フィッシャー著

バフェットの師匠と呼ばれる人は2人います。
誰もが知っているのがバリュー投資の父ベンジャミン・グレアムです。
もう一人の師匠はフィリップ・フィッシャーです。
超優良企業を適切な価格で買い長期保有する投資手法です。
つまり、ベンジャミン・グレアムは現在の価値評価を重視し、フィリップ・フィッシャーは未来の価値評価に重点を置きます。


3位 「まぐれ」 ナシーム・ニコラス・タレブ著

経済学や金融学の学者たちが机上の空論を並べるのに対して、ナシーム・ニコラス・タレブは非情のオプショントレーダーです。
実践的な経験から導き出された叡智に興奮します。
投資に限らず、人間の心理の逆を行く全く新しい投資手法は、一般人には到底無理です。
とにかく読み物としも面白く、最高の1冊です。


2位 「賢明なる投資家」 ベンジャミン・グレアム著

この本を読まずして投資をしてはいけません。
様々な投資手法がありますが、バリュー投資家に限らずインデックス投資家、デイトレーダーにも必読書です。
わざわざコメントするまでもない、投資家のバイブルです。


1位 「投資で一番大切な20の教え」 ハワード・マークス著

20世紀最高のバリュー投資家の本はベンジャミン・グレアムの「賢明なる投資家」で間違いありませんが、21世紀最高のバリュー投資家のバイブルはこの本です。
オークツリーキャピタルの創業者であるハワード・マークスの顧客向けレターが紙面の大半を占めます。
バリュー投資を実践し、あらゆる金融資産で投資家たちが恐怖を覚えるような投資先に好んで投資し、莫大なリターンをたたき出します。
リーマンショックの時も大きく儲けたことは有名です。
わたしはこの本を何十回も読みました。
読むたびに、言葉のもつひとつひとつの意味に異なる感覚を覚えるような不思議な本です。

▼マイポートフォリオ
マイポートフォリオ 2017年2月4日

マイポートフォリオ2016年11月27日

▼わたしの投資方針
わたしのバフェット流米国株投資基本方針まとめ

バフェット銘柄の買うタイミングをPERで考える

▼わたしのポートフォリオ保有比率上位銘柄まとめ
保有比率第1位 ウエルズファーゴ(WFC)

保有比率第2位 IBM

保有比率第3位 バークシャーハサウェイ(BRK.B)・・整備中

保有比率第4位 コカコーラ(KO)

保有比率第5位 アメリカン・エキスプレス(AXP)

保有比率第6位 フィリップス66(PSX)