2017/04/03

新入社員だったあの頃の自分に告ぐ「投資」と「お金」の話

今週から、多くの日本企業で入社式が始まります。

わたしも20年近く前に入社したときのことを思い出します。
あの時は不景気で、会社に入ること自体が難しい状況でした。

春から入社する新入社員は、不安や期待が入り混じっていることかと思います。
普通の新入社員であれば、お金のことや投資のことについて、あまり知識がないでしょう。

わたしは、奨学金の返済や、車の借金など、今では考えられないぐらい無知で、無謀な生活を送っていました。
パチンコ屋にも毎日のように通っていましたね...。

そんなわたしでも、20年も社会にいればお金や投資に興味を持ちます。
たまたま株式投資の世界にどっぷり浸かっていますので、もしも新入社員の時に戻れるならどんな投資をするか、考えてみます。

まず、わたしは貯金なんて全くありませんでした。
借金しかありません。

しかも、欲しいものはあり過ぎるぐらいあり、貯金なんて想像もできません。
だからこそ言えるのですが、貯金は強制的にすべきです。

よく言われるように給料天引きで貯金をすればいいです。
目指すべき数字は手取りの10%です。

普通に考えれば借金があるのなら、貯金をするぐらいなら借金を返すべきですが、わたしはそれでも貯金をすべきだと思います。

貯金をせず借金を返すのは、それこそ強制的に毎月返済を迫られるわけですので、いつか完済します。

完済すれば新たな借金をするか、返さなくてよくなった現金を握りしめて街へ繰り出すことになるでしょう。

したがって、強制的にでも貯金をするクセを作り習慣化することが、いちばん初めに目指すべき姿です。
これを、一段レベルアップさせる方法はあります。

貯金が0でも、積み立てのインデックスファンドを買えばいいのです。
これは山崎元氏の部分的な主張でもありますが、現金が必要な時に必要なだけ積み立て投資を解約します。

基本的には、現金で持つよりは株式へ投資していた方がよいのは歴史が証明しています。
現金で持っていること自体が、機会損失を生んでいることに他なりません。

本当は、米国個別株に投資するほうがいいですが、インデックスファンドと比較するとさすがに難易度が高いです。

ただし、ひとつ方法があるとすれば、わたしのように銘柄選択は世界一の投資家であるバフェットに任せてバフェットの会社バークシャーハサウェイ(ティッカーシンボル:BRK)へ投資するのです。

何十年も前からS&P500をアウトパフォームし続けたバークシャーハサウェイ(BRK)を資金がある時に買い、必要な時に必要なだけ売るということでも充分市場平均を上回ることができます。

決めたルールを暴落したから買わないなど、決してルール変更をしないことが絶対条件です。
たぶん、これが一番難しいです。
素人投資家は暴落に動じず、いつものように行動できるとは思えません。

ちなみに20年前のバークシャーハサウェイの株価は...

1997年4月4日 36,600ドル
2017年4月3日 249,850ドル

なんと6.8倍です。

最後に、投資家が投資を始める段階で、充分な投資知識を持っていることはありません。
実践を通じて、日々成長するために投資の勉強し、経験を通じてすべき行動を見極めていく必要があります。

さあ、始めよう。
まずは、一歩踏み出そう。

▼マイポートフォリオ
マイポートフォリオ 2017年2月4日

マイポートフォリオ2016年11月27日

▼わたしの投資方針
わたしのバフェット流米国株投資基本方針まとめ

バフェット銘柄の買うタイミングをPERで考える

▼わたしのポートフォリオ保有比率上位銘柄まとめ
保有比率第1位 ウエルズファーゴ(WFC)

保有比率第2位 IBM

保有比率第3位 バークシャーハサウェイ(BRK.B)・・整備中

保有比率第4位 コカコーラ(KO)

保有比率第5位 アメリカン・エキスプレス(AXP)

保有比率第6位 フィリップス66(PSX)