投資の世界に、こういう言葉があります。
「決して買いに行くな、電話がかかってくるのを待て」
ついつい無知な投資家たちは、魅力的な株を買いに行きがちです。
そんな株を買ったところで、投資リターンがよくなるはずもありません。
今で言うとアマゾンのような誰もが知っている、超魅力的な企業です。
その事業に将来は明るいことは誰にでもわかります。
わたしもそのアマゾンの企業価値はこれらからもどんどん上がると思います。
しかし、良い企業だからどんな価格でも買ってもいいということにはなりません。
そんなことは当たり前です。
世の中にも、この水は健康に良いとかいうことで、1リットル1,000円以上も払って飲んでいる人を見ますが、そういうことでもありません。
例えばベンツは最高に格好良くて、昨日も最高です。
しかし、だからと言って、あなたはいくらでもお金を出しますか?
車の価格は、原価と利益を足したものになります。
そのバランスが崩れると、他の車との価格にギャップができて、違和感を覚えます。
もちろんそのブランド価値にいくらを付けるのかは、それぞれの主観になります。
無知な人たちが、ベンツと言うブランド価値に大金を注ぎますが、悟りを開いたお坊さんはベンツと言うブランド価値にお金を1銭も出しません。
一般人が当たり前のように、バーゲンセールで服を通常より買うように、その価値と価格のバランスを見て、通常よりもしくは他と比較して安くなった時に買うべきなのです。
言いたいことはそういうことなのです。
株式市場では、安くなるとその株が目立ちます。
株式市場では、高くなってもその株が目立ちます。
安くなった株に注目するのか、高くなった株に注目するのか、あなたはどちらでしょうか?
わたしは、どちらにも注目します。
安くなれば、買いのチャンス、高くなれば売りのチャンス、なのです。
無知な投資家は、だいたい逆の行動を起こします。
アマゾン株を買うことなんて、バリュー投資家から言わせると愚行です。
さて、現在の米国株式市場は好調です。
なかなか買いに行くのは難しいです。
しかし、そんな中でも米国株の個別株を見ているとどうでしょうか。
ありますね、安くなってきた株が。
わたしは基本的に高値から10%以上下がったとこところで電話が鳴りだします。
ずるずる下がっていくと、ジリンジリン鳴ります。
わたしが注目するのはユナイテッドコンチネンタルホールディングス(ティッカーシンボル:UAL)です。
UALはバフェット銘柄です。
航空セクターは相対的に割安です。
その航空セクターの中で、しかもバフェットが保有する航空株の中で、最近一番大きく下げています。
そんな銘柄に注目して、投資チャンスをうかがっています。
そろそろいきますね。たぶん。
バリュー投資を目指すなら読んでおいて損はありません。
バリュー投資アイデアがたくさん載っています。
▼マイポートフォリオ
マイポートフォリオ 2017年5月13日
マイポートフォリオ 2017年2月4日
▼わたしの投資方針
わたしのバフェット流米国株投資基本方針まとめ
バフェット銘柄の買うタイミングをPERで考える
▼わたしのポートフォリオ保有比率上位銘柄まとめ
保有比率第1位 ウエルズファーゴ(WFC)
保有比率第2位 バークシャーハサウェイ(BRK.B)
保有比率第3位 コカコーラ(KO)
保有比率第4位 アメリカン・エキスプレス(AXP)
保有比率第6位 IBM
保有比率第7位 フィリップス66(PSX)