2017/09/10

米国株を売るのが難しいのなら持ち続けろ

米国株式投資はプラスサムの世界ですので、資産は知らない間にどんどん増えていきます。
投資家にとって大切なことは、市場平均に勝つことです。

しかし、その市場平均に負けたとしても資産は増えていく確率は高いです。
さらに、短期ではなく長期で保有すればその勝率もどんどん高くなっていきます。

そう考えると、買い時さえ間違わなければ勝てます。
市場が過熱し、最高値を更新し、過去の平均PERを上回り、誰もが楽観的になれば危険です。

そんな時は、避けなければなりません。

まさに現在のビットコインなどの仮想通貨はそんな状態ではないでしょうか。
投機的な対象にアレコレ言及すること自体に意味はないので、米国株式投資の話に戻します。

米国株式市場でもそのような楽観論が最高潮に達した時、反転します。
しかし、その反転するタイミングは誰もわかりません。

したがって、そんな時は買うのではなく、売るチャンスをうかがいながら保有し続けることが正解です。

株式投資で一番難しいのは、売り時です。

あのウォーレン・バフェットも売り時を何度も失敗して、ただただ保有していればよかった株式を、売った価格より高い価格で買い戻すという、投資家としては失敗ともいえる行動を何度も取っています。

バフェットでさえ、失敗を繰り返し常に勉強し成長を続けているようです。

市場の変化は大きく、未来を予想することはカンタンではありません。

私たちのようなサラリーマン投資家は、生活をするためのキャッシュはサラリーで賄えます。
ですので、一度買った投資対象は売らずに、一生付き合うつもりで保有することが大きな投資リターンをもたらします。

わたしはまだ、株式投資を始めて15年ほどです。
失敗を多く繰り返して来ました。

円からドルに換えて投資を続けてきましたが、逆にドルから円に換えたことはありません。
つまり、投資したお金と配当で得たお金を全て常に投資してきた証となります。

もちろん売り買いはしてきましたが、基本的には長期保有で持ち続けるスタンスを継続しています。

売った瞬間に税金と手数料が発せしますので、それぐらいは避けるべきなのです。


様々な投資手法があることを知り、勉強し、自分の経験を踏まえた投資戦略を構築していく必要があります。投資家は死ぬまで勉強です。


▼マイポートフォリオ
マイポートフォリオ 2017年7月30日

マイポートフォリオ 2017年5月13日

▼わたしの投資方針
わたしのバフェット流米国株投資基本方針まとめ

バフェット銘柄の買うタイミングをPERで考える

▼わたしのポートフォリオ保有比率上位銘柄まとめ
保有比率第1位 ウエルズファーゴ(WFC)

保有比率第2位 バークシャーハサウェイ(BRK.B)

保有比率第3位 コカコーラ(KO)

保有比率第4位 アメリカン・エキスプレス(AXP)

保有比率第6位 IBM