2018/03/27

もしリーマンショック級の暴落が来たらラッキーでしかない

米国株投資家は、耐える展開が続いています。
ドル高と株安のダブルパンチで含み損が、拡大している投資家も多いかと思います。



普段どのように株式投資に取り組んでいるかで、この局面での投資行動が決まります。
絶えずバリュー投資をねらって、キャッシュポジションを拡大してきた投資家は、待ってましたとばかりに買いに動いているはずです。

そうでない投資家は、最高値を更新するようなハイリスクローリターンを理解できずにモロに資産が減少しているところでしょう。
そして、キャッシュもないので追加投資もできず、心理的にも暴落しすぎてあたふたしているはずです。

そして、こういう局面で絶対にやってはいけない「売り」をしてしまったら最後、市場平均を大きく下回る羽目になるでしょう。

何も考えずに、世界まるごとインデックスで積み立て投資をしている投資家は、暴落など無視してたんたんと自動的な積み立て投資をしていることでしょう。
それはそれでアリかも知れませんが、わざわざ目の前に転がっている宝石を無視するようなものです。

賢明な投資家は、ここぞとばかりに大きく買いに向かうのです。

いま行動できないのであれば、市場平均に勝つなんて無理です。
本物の投資家は、リーマンショック級の暴落を待ちわびています。

売らなければ、損は確定しません。
暴落は、必ずもとに戻ります。

これだけでも、暴落時の投資行動をどうすればよいのか理解できるはずです。

ただし、心理的な圧力は相当なものですので覚悟しておかなけばなりません。
人々が走っている方向の逆へ、ひとりかき分けて走るようなものです。

普通の人なら、不安で仕方がないでしょう。

しかし、わたしたちバリュー投資家はナンピン買いにこそ喜びを感じるように訓練しています。
訓練は、毎日のようにまるで宗教のように自分へ言い聞かせるようなものです。

本能的な行動と逆の行動をとるようにするためには、日々の訓練が欠かせません。
毎日のように、バフェット本やハワードマークス本を読みまくるのです。

体に染み込むまで。

そういえば、ハワードマークスは言いましたね。
たしか、昨年末かもう少し前だったと思います。

野球で言うと8回裏ぐらいだと。

実際の熱狂は10回の裏ぐらいまで続いたので、少しずれていましたがどちらにせよハワードマークスが言っていた時に全額キャッシュに変換していれば、この暴落時に全部株を買えるというウルトラCも可能でしたね。

さすがに、それはそれでリスクが高いので賢明な投資家はやりませんよ。

いずれにしても、いまの局面であなたの投資家としての力量が試されます。
さあ、どうしますか?

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投資の神様バフェットも絶賛した、21世紀最高の投資の教科書です。
わたしは、この本を10回以上読みました。
見える世界が、確実に変わります。


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