2016/08/16

バフェットがアップル株を買い増してきましたね。投資比率0.83%→1.12%

少し前に、バフェットがアップル(ティッカーシンボル:AAPL)を買ったことで話題となりました。
バークシャーハサウェイ保有株の投資比率としては大したことないので、その本気度はよくわかっていませんでした。
しかし、最近アップル(AAPL)株を買い増していることが判明しました。



買い増し前:投資比率0.83%(投資順位16位)

買い増し後:投資比率1.12%(投資比率14位)

逆に売却してる株は、ウォルマートストアーズ(WMT)、ディア(DE)などです。
わたしは、バフェットが売り始めた時、今よりもっと前にウォルマートストアーズ(WMT)を全株売却しています。

この売買結果を見てもわかりますが、アップル(AAPL)への投資は本気です。
いわゆるスイッチングと呼ばれる、わたしも大好きな投資手法です。
現在の価格が割高もしくは将来的な成長見通しが、他の投資対象と比較して魅力的でなくなると売って、魅力的な方を買うという戦略です。

バフェットが買い出したのが100ドルを切る価格でしたが、すでに現在の価格は109.48ドルとなっています。
PERも12.77倍ですので、まだ割安感はあると思います。

アップルはiPhoneの新製品の発表を控えており、その製品の出来次第で、価格が乱高下する可能性はあります。
わたしはiPhoneユーザーですが、機能やデザイン性でも特にワクワクするような、スティーブ・ジョブスがいた時のような、新製品発表で熱狂することは少なくなってきました。

しかし、もはやアップル製品に完全に依存しており、バフェットの言う頑丈な城壁があるような収益構造は、投資家にとってもやはり魅力的です。
ここから、勝負に行くべきか?

バリュー投資家にとって、値上がりした株への投資は控えたいです。
まだ、10%少し上がった程度なので、今からでも勝負して良いかもしれません。
しかし、わたしはまだ参戦しません。

新製品の発表が控えていることもあり、値下がりの可能性もある程度あると考えます。
熱狂するような、スティーブ・ジョブスがいた時のような製品を、市場は期待しているかも
知れませんが、スティーブ・ジョブスがいないアップルでは、それはもうありません。

新製品の発表で市場の期待を裏切って、株価が大きく下げた時が、買い時です。
その時を待って、投資する心の準備をしておきます。


▼アップル関連過去記事
バフェットのアップル(AAPL)保有比率は0.83%で上位16位です

バフェットのアップル(AAPL)買いは本気か?



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バフェットのアップル買いはこの本を読めば理解できます。
バリュー投資家としては教科書的な買いです。
割安な時に買う。大企業が一時的に下げているときに買う。





▼マイポートフォリオ 2016年6月13日現在
2016年6月13日現在の米国株バフェット流ポートフォリオを大公開!


▼わたしの投資方針
わたしのバフェット流米国株投資基本方針まとめ

バフェット銘柄の買うタイミングをPERで考える


▼わたしのポートフォリオ保有比率上位銘柄まとめ
保有比率第1位 ウエルズファーゴ(WFC)

保有比率第2位 IBM

保有比率第3位 コカコーラ(KO)

保有比率第5位 フィリップス66(PSX)



本日の独りごと
オリンピック前は大した期待をしていませんでしたが、テレビ観戦していると熱狂してしまいます。
オリンピック関連銘柄で、わたしが保有している米国株はコカ・コーラ(KO)です。
米国を代表するコカ・コーラ(KO)株は、安定感バツグンです。