米国株の代表的な指標であるニューヨークダウ平均の株価は堅調です。
リーマンショックで大底を付けた後は、きれいな右肩あがりの推移となっています。
ということは、リーマンショック後にニューヨークダウ平均を買った投資家たちは全員儲かっているはずです。
いま、負けている投資家は、こんな相場で負けているのだから、投資家をやめた方がいいかも知れません。
厳しい言い方になりましたが、やめないにしろ投資スタイルの再考をすべきです。
さて、今回の記事のタイトルは「米国株、サイクルのどの位置にいるのか感じろ!今は買う時ではない。」です。
これは、自分自身にいま言い聞かせていることです。
決して買う時ではありません。
売りのチャンスを探る時です。
しかし、売りはせずともホールドでも全然アリです。
逆に言うと、いまガンガン株を買っている投資家は、そろそろやめておいた方がよいかもしれませんね。
空まで伸びる木がないのと同じで、上がり続ける株もありません。
いつか必ず調整します。
株価はサイクルで成り立っているので、上がりっぱなしなんてあり得ないのです。
アップル(AAPL)がそうであったように、あのアマゾン(AMZN)でさえ、上昇続けることは無理でした。
そのサイクルのどの位置にいるのか、感じることが投資家にとって重要です。
わたしの危険なサインのバロメーターのひとつに、会社の同僚から株の話をされたら、そろそろヤバイということがあります。
市場が楽観に満ち、株価が上昇を続けると、投資をしたいがなかなか踏み切れなかった同僚たちが、我慢できずに買いたくなることが、ひとつのシグナルとなります。
そして、それが昨日起こりました。
今後、株価はどうなるのか?
といった質問でした。
わたしが答えたのは、
・短期的な予想はすることはやめておいた方がいい
・長期で保有するならよい
・いま買うのはオススメしない
この3つでした。
たぶんその同僚が聞いた質問の裏を読むと、株価が今後も上がりそうなら買いたいということを含んでいたかと思います。
そういうことも含めて、わたしは現在買いをピタっとやめています。
低すぎるキャッシュ比率の5%を、どんどん上げていきます。
そして、サラリーマンの一番の楽しみである冬のボーナスでドカっと100万円以上のキャッシュが入って来ますので、その時の投資行動を検討していきます。
とりあえず、債券でもよいのかも知れませんね。
しばらく、米国株の市場の動きに注意していきます。
▼マイポートフォリオ
マイポートフォリオ 2017年7月30日
マイポートフォリオ 2017年5月13日
▼わたしの投資方針
わたしのバフェット流米国株投資基本方針まとめ
バフェット銘柄の買うタイミングをPERで考える
▼わたしのポートフォリオ保有比率上位銘柄まとめ
保有比率第1位 ウエルズファーゴ(WFC)
保有比率第2位 バークシャーハサウェイ(BRK.B)
保有比率第3位 コカコーラ(KO)
保有比率第4位 アメリカン・エキスプレス(AXP)
保有比率第6位 IBM