2017/10/05

米国株、わたしが強く薦めていた見向きもされなかったGM株がメチャクチャ上がっとるやないかー!

ここ最近の当ブログ記事で米国の車両メーカを代表する、ゼネラルモーターズ(ティッカーシンボル:GM)を一押し銘柄として紹介していました。

株式投資の基本は、良い企業を買うことにありません。
安くなっている企業を買うのです。


良い企業でも、良くない企業でも安くなり過ぎれば買いなのです。

そういう意味において、バリュー投資家ならゼネラルモーターズ(GM)を買えとさんざん言ってきました。

しかし、わたしはゼネラルモーターズ(GM)を買っていません。

わたしは、配当金や毎日積み立てているドルがある一定額貯まれば、その時割安な銘柄に投資しています。

ほんの少し、その投資資金が貯まることが遅かったのです。

当記事で要チェック銘柄として、注目してから25%以上一気に上昇しました。
投資できなかったことは残念です。

しかし、株式投資の世界は野球の世界と違います。

いくら見逃しても、三振にはなりません。
アウトにもなりません。

こんかいのGM株は、結構甘めのストライクボールでしたので、バリュー投資家としては是非ともかっ飛ばしたかったです。

株式投資にタラレバをいいだしたらキリがありません。
後悔しても、仕方がありません。

過去でもなく、未来でもなく、現在の割安銘柄にフォーカスすることが一番大切です。

日々、投資家心理の影響を受けながら、株式市場は行ったり来たりを繰り返します。
サイクルが終わることはありません。

全体的にはNYダウが最高値更新を続けていますので、バリュー投資家としての投資環境はよくありません。

ですのでGM株のような、割安銘柄は今のような市場環境では、珍しい存在でした。

アメリカを代表する車メーカーであるゼネラルモーターズは、環境志向の高まりを受けてなかなか厳しい経営状況です。

今回の株価上昇のひとつの要因として、ハリケーン被害で生産台数が上向くとの観測があります。

確かに、短期的にはそうですが、果たして長期的に投資対象としてどうなのでしょうか?

いくら電気自動車を開発して生産していくといっても、バカでかい車でガソリンをまき散らすような、地球環境に良くない車種が売れ筋です。

そのような理由により、私自身はゼネラルモーターズの長期的見通しに期待していません。
そんな思いがあっても、やはり割安になれば投資対象となり得るのです。

アマゾン(AMZN)のような企業の将来的な展望は明るいと思います。
しかし、株価が高すぎるので投資対象には、まったくなりません。

これはウォーレン・バフェットが言っていることと同じです。

本誌的価値を上回る価格や、相対的に高い価格の株を買うことは、何かと言うと「利益の先食い」に他なりません。

これを理解しない限り、株式投資で成功できません。


▼マイポートフォリオ
マイポートフォリオ 2017年7月30日

マイポートフォリオ 2017年5月13日

▼わたしの投資方針
わたしのバフェット流米国株投資基本方針まとめ

バフェット銘柄の買うタイミングをPERで考える

▼わたしのポートフォリオ保有比率上位銘柄まとめ
保有比率第1位 ウエルズファーゴ(WFC)

保有比率第2位 バークシャーハサウェイ(BRK.B)

保有比率第3位 コカコーラ(KO)

保有比率第4位 アメリカン・エキスプレス(AXP)

保有比率第6位 IBM