しかし、わたしが注目したのはアップル(AAPL)ではありません。
モンサント(MON)です。
モンサント(MON)は除草材や、あの有名な枯葉剤も作った農業系の企業です。
また遺伝子組み換え技術を使った製品を製造していることからも、欧州を中心に訴訟を起こされ、企業イメージとしては最悪です。
企業イメージを大切にするバフェットは、なぜモンサント(MON)への投資を拡大させているのでしょうか。
決して人類にとって、有害な企業(例えばタバコ製造企業や軍事企業)への投資をしていないバフェットです。
遺伝子組み換えは、本当に人類にとって有害なのでしょうか。
世界人口が増え続けてるのは、遺伝子組み換え技術なしには達成できなかったという意見もあります。
こんな記事を見かけました。
ホリエモンが勧める遺伝子組み換え
おー!
あのホリエモンが、日本モンサント社長と対談しています。
いつもの調子で、話が進みます。
イメージが悪いけど、人類にとって必要不可欠な企業であることが理解できます。
また、今後人口が爆発的に増えていく中で、オーガニックな食品で人類の胃袋を満たすことは無理ですよね。
ということからも、モンサント(MON)自体は素晴らしい企業であるということでしょうか。
つまり、バフェットは人類にとって必要不可欠な技術力を持つモンサント(MON)を世間の悪いイメージによる株価の割安感を狙って投資をしているのではないのか。
そんな仮説を立ててみました。
モンサントの主要指標を、確認してみましょう。
- PER 21.37倍
- PBR 8.06倍
- 配当利回り 1.79%
割安感があるのかと思っていたら、指標的には全然割安感がありません。
もうひとつ、わたしが注目する指標があります。
バフェットの平均買付価格と、現在の株価のリターンです。
約14%
ずいぶん前から投資しているにも関わらず、このリターンは少ないですね。
そこで、今回買い増してきました。
ということは、それだけモンサント(MON)への投資に自信があることになります。
また、他の伝説的投資家はモンサントへ投資しているのか確認します。
- ジョン・ポールソン
- ジョージ・ソロス
- ラリー・ロビンス
- ダニエル・ローブ
おー!
世間では悪いイメージのモンサントに、投資界のスーパースターたちはこぞって投資しているではないですか。
よし、頭が整理できたので、投資機会を探って大きく投資するかも知れません。
今後、ホモサピエンスにとってなくてはならない企業に投資することは、投資家が常に意識しなければならない考え方です。
_______________今後、ホモサピエンスにとってなくてはならない企業に投資することは、投資家が常に意識しなければならない考え方です。
投資家は、投資の勉強だけしておけばいいなんてことはありません。
われわれ、ホモサピエンスの歴史を学ぶことは、人生においても投資においても大切です。
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