2017/06/17

「VALU や「ビットコイン」なんて気にせず米国株式へ投資しておけ

株式投資の世界は「甘い誘惑」や「不安」が数多く存在します。

人間心理として、早くお金持ちになりたいという気持ちは普遍的なので、一発当てようとするギャンブル的な投機に走りがちです。

いつの時代も、最もらしい理由の付いた投機対象が現れバブル化し、それが崩壊して「なぜそんなことを信じていたのか」と後悔する羽目になります。


オランダのチューリップバブルなんて、笑い話にしか聞こえません。
チューリップの価格が上昇しまくり、隣人たちがお金持ちになっていくのが、ガマンできなくなり手を出してしまったのです。

サブプライムローン問題に端を発したリーマンショックもそうですし、ITバブルなんかもそうでした。

ITバブルなんて会社名に「.COM」が付いているだけで、IPOでは初値が暴騰しました。
事業内容なんてどうでもよかったのです。
名前だけでした。

現在、イケハヤ氏を中心とした有名ブロガーたちが、仮想通貨ビットコインやVALUなどの得体も知れない投機対象を煽る動きが目につくようになってきました。

それこそ仮想通貨なんて、乱立しています。

まるで「.COM」がついてIT企業が乱立し、価格を吊り上げITバブルが崩壊したように、今後の仮想通貨やVALUなどの投機の結末が気になるところです。

ねずみ講やマルチ商法の先行者が利益を得るように、ひたすら煽っているようにも感じます。

先に、お金を使ったひとは後は煽るだけ煽ればいいのです。

よりアホな投機家にババを掴ませることでしか、儲けることはできないのです。
それがゼロサムゲームというやつです。

しかし、わたしたちバリュー投資家が実践する世界は、プラスサムの世界です。
特に米国株式市場は、プラスサムの株式市場において相対リターンは群を抜いています。

様々な投資や投機対象がある世界で、どこを選択するかは、自由です。

通貨とは信用の上になりたっているのに、暴騰暴落を繰り返すようなモノに、誰が信用するのでしょうか。

将来的には環境が整備され、そのような仕組みが成り立つのかもしれませんが、よくわからないもには手を出さないのが賢明ではないでしょうか。


世界一の投資家であるウォーレン・バフェットと同じように、わたしは米国株式市場に賭けます。


この本はバフェット本人が絶賛した。
「わたしの投資哲学について、とてもよく分析された素晴らしい本だ」


▼マイポートフォリオ
マイポートフォリオ 2017年5月13日

マイポートフォリオ 2017年2月4日

▼わたしの投資方針
わたしのバフェット流米国株投資基本方針まとめ

バフェット銘柄の買うタイミングをPERで考える

▼わたしのポートフォリオ保有比率上位銘柄まとめ
保有比率第1位 ウエルズファーゴ(WFC)

保有比率第2位 バークシャーハサウェイ(BRK.B)

保有比率第3位 コカコーラ(KO)

保有比率第4位 アメリカン・エキスプレス(AXP)

保有比率第6位 IBM

保有比率第7位 フィリップス66(PSX)