米国株式市場の先行き
一般的に長期投資家の方が、有利と言われています。それは、米国株を主戦場としているわたしには、特に重要なテーマです。
これまで、米国株は上昇し続けてきました。
バックミラーはだれでも見ることができますが、この先は誰にもわかりません。
ただし、世界一の投資家であるウォーレンバフェットは、今後もアメリカが成長し続け、米国株にとっても上昇が見込めると主張しています。
これが真実であるのなら、そこにかけてみたい。
米国の将来は悲観的?
不動産王ドナルド・トランプ氏が大統領選で、米国の将来に悲観的コメントを発信し続けていますが、ウォーレンバフェットはそれを否定しています。お下品な発言の多いドナルド・トランプ氏と、世界一の投資家ウォーレンバフェットのどちらを信じるか?
わたしは、バフェットを信じます。
ありとあらゆるバフェット本を読んできたわたしにとって、世の中で信頼できる人をひとり挙げろと言われたら、迷わずバフェットを挙げます。
バフェットは、今後も、この先も米国の未来は明るいと言います。
つまり、米国株にとっても上昇が見込めると捉えることができます。
米国を代表するような優良企業をどのように選択するか。
その選択は、世界一の投資家バフェットにお任せして、バフェット銘柄を買いましょう。
人口減少する国、日本の株式市場の将来について
バフェットは日本株へ一切投資をしていません。一部間接的に、タンガロイへ投資していることになっていますが、ほとんどしていないことと同じです。
日本は人口減少が進み、未来は明るくない。
そして、アベノミクスで株価が急上昇し、下落に転じた。
この先、また上昇が見込めるか?
日本の政治は企業の足を引っ張るだけ。
企業はがんばっているが、老人支配的な企業がまだ多い。
今後、日本は大きく変わらなければ、成長を見込めないのではないでしょうか?
わたしは、そんな日本の株を一切買うつもりはありません。
日本株を買わないもう一つの理由
自分が働いている会社、つまり持ち株への投資は、一般的にリスクが高いと言われています。例えば、JALの社員が、ある日突然、会社をクビになりせっせと貯めた持ち株の価値がゼロになってしまった。
これは実際に起こったことです。
したがって、自社の株を買うことはリスク分散の意味においても避けるべきことです。
わたしは日本の企業に勤めています。
一部上場の社員です。
アベノミクスの恩恵を受けて、株価も上昇しています。
先ほどの理由より、もちろん株は保有していません。
※持ち株を買った額の10%分を補助されるしくみがあったので、引き出し最低価格100万円まで一気にためて、売りを繰り返し10%分の利益を取ることもありましたが、そんなコスイことを勤めている会社でやるのはすぐにやめました。
自社以外の日本株も保有していません。
なぜなら、日本に住んでいる時点で、自社の株を買うように、集中投資のリスクがあるからです。
日本の国債金利が暴騰し、ハイパーインフレになり、国家が破たんしかけたらどうなるか。
それこそ、日本の株式市場はパニックに陥り、生活も困窮することが想像できます。
長期投資家としては、そういうときが唯一の日本株への投資チャンスかもしれませんが。
米国市場への投資はリスクヘッジ
しかし、米国市場へ投資していれば、そのようなリスクに対し、ヘッジをかけていることにもなります。超円安になれば、円ベースで資産も増えることになります。
もちろん為替に資産が左右される状況は好ましくありません。
アメリカに住み、米国株であるバフェット銘柄を買うことが、一番良いです。
将来的にそういうチャンスが来れば、もしかしたらアメリカに移住するかもしれませんが、いまは無理です。
まとめ
・日本に住みながら、日本株へ投資すること自体リスクが高い。・投資するなら、米国株
・米国株へ投資するなら、バフェット銘柄
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