2016/06/22

ウォルター・シュロスの投資法

ウォルター・シュロスのことば

ウォーレン・バフェットの師匠であるベンジャミン・グレアムの「賢明なる投資家」の最後に、ウォーレン・バフェットがウォルター・シュロスについて書いてあります。
彼が言うのは、1ドルの価値がある事業を私が40セントで買えるなら、何か私にとって良いことが起きるかもしれない、という至極単純なことです。 
「賢明なる投資家」ベンジャミン・グレアム著




ウォルター・シュロスとは

ウォルター・シュロスはベンジャミン・グレアムのグレアム・ニューマン社で働いていた数少ない社員の一人でした。
ウォルター・シュロスはとにかく値が下がっている株を好んで買いました。
なんと、常に割安株を100銘柄以上保有していたそうです。


そのウォルター・シュロスの発言をネットで調べていると、すべてにおいてウォーレン・バフェットやベンジャミン・グレアムの主張していることと言い回しは違えど、同じようなことを言っています。

結局のところ、グレアム・ドット村のスーパー投資家の一人として、投資原則は同じだが、それぞれ違う銘柄を選んでいるところに、この原則を守りさえすれば、どんな時代でもどんな銘柄でも、それに見合う銘柄を選んでいる限り、最高のパフォーマンスをあげることができます。


ウォルター・シュロスの具体的な買いサイン

ウォルター・シュロスの主張は、投資原則にかかわることが多いので、あまり具体的な発言はされていないが、比較的具体的な内容で、気になる、そして活用できるフレーズがありました。

「株を買う時は、直近数年来の最安値で買うのがよい」

これは、わたしも感覚的に自然に実践できていることではありますが、このようにグレアム・ドット村の住人がはっきりと述べていることに、わたしが実践している投資に確信をもたらしてくれました。

これからも、優良企業が下げまくっているときに、自分を信じて、勇気を持って、周りの雑音は無視して、買いまくります。

現在のバフェット銘柄の数年来最安値に近い銘柄を確認すると・・・

WFC(ウェルズファーゴ)
IBM(IBM)
AXP(アメリカン・エキスプレス)

このあたりの銘柄がその水準に近いです。


わたしは特にIBMに買いを入れまくっているので、10年後ぐらいにどのぐらい上がっているのか楽
しみです。
英国がEUを離脱すれば、絶好の買い場になることは間違いありません。

特にAXP(アメリカン・エキスプレス)あたりは大きく下がるかもしれません。
そんなときは、大きく買いに行くこころの準備はできています。



▼マイポートフォリオ 2016年6月13日現在
2016年6月13日現在の米国株バフェット流ポートフォリオを大公開!

▼わたしの投資方針
わたしのバフェット流米国株投資基本方針まとめ

バフェット銘柄の買うタイミングをPERで考える


▼わたしのポートフォリオ保有比率上位銘柄まとめ
保有比率第1位 ウエルズファーゴ(WFC)

保有比率第2位 IBM

保有比率第3位 コカコーラ(KO)



バフェットの師匠フィリップ フィッシャーの再新作です。