2017/03/01

バリュー投資家は効率的市場仮説に支えられている

バフェット流バリュー投資家のジョー太郎です。

バフェットは言います。
「効率的市場仮説を永遠に教え続けてくれる大学の講座に寄付せよ」


どういうことかと言うと間違った理論を教え続けてくれることで、間違った考え方を持った投資家たちが間違った投資行動を起こすことにより、そのスキを狙ってバリュー投資家が恩恵を受けることになるということです。

皮肉を言っているわけです。

バフェットが言っている通り株式市場が効率的なんてありえません。
毎日ミスターマーケットが、異なる価格(株価)を提示し、市場心理に価格が大きく揺れながら行ったり来たりを繰り返すのです。

なぜ企業の価値が昨日と今日違うのか?
考えれば考えるほどワケガワカランのです。

実践していない後知恵だけの学者が考えそうなことです。
バフェットが継続的に市場平均をアウトパフォームしていることは、理論では説明できないので「まぐれ」か「他の要因」があるということになっており、異常値として認識されているのでしょう。

学者に理解できないのなら、素人投資家であるわたしたちも理解はできないでしょう。
しかし、バフェットに追従することはできます。
バフェットが生きている限り、バフェットのことばに耳を傾け、残り少ない勉強の機会としましょう。

バフェットは後継者も育成しています。
トッド・コムズとテッド・ウィシュラーです。
彼らのどちらかが、アップル(ティッカーシンボル:AAPL)や航空事業への投資についてバフェットに助言し投資規模を拡大しています。

彼らの投資が成功するかまだわかりませんが、バフェットの基本的な考え方をもとに、バフェットが買った銘柄と全く異なる銘柄を選択し、成果を出すのはどこかで聞いた話です。

そうです。
ベンジャミン・グレアムがグレアムニューマン社で教えた、教え子たちの話と一緒です。
教え子の彼らは、バリュー投資の原則を学びそれぞれが全く異なる銘柄で、それぞれが市場平均を大きく上回るリターンを得たのです。

これからも効率的市場仮説を唱える学者やそれに従うインデックス投資家たちが存在することを願うばかりです。


▼マイポートフォリオ
マイポートフォリオ 2017年2月4日

マイポートフォリオ2016年11月27日

▼わたしの投資方針
わたしのバフェット流米国株投資基本方針まとめ

バフェット銘柄の買うタイミングをPERで考える

▼わたしのポートフォリオ保有比率上位銘柄まとめ
保有比率第1位 ウエルズファーゴ(WFC)

保有比率第2位 IBM

保有比率第3位 コカコーラ(KO)

保有比率第4位 アメリカン・エキスプレス(AXP)

保有比率第5位 フィリップス66(PSX)