あまり知られていないかも知れませんが世界一の投資家ウォーレンバフェットはカードゲームの「ブリッジ」を毎日のように友人やインターネットのゲームでやっています。
孫正義も経営のゲームのようなものを好んでやっています。
この本を始めて読んだときは衝撃的でした。
ゲームの世界では「カン」や「流れ」のようなものの存在を信じる人は多いように思います。
「人間この信じやすきもの」トーマス・ギロヴィッチ著 でも述べられているように、そのようなオカルト的な現象は存在しないことは心理学の世界では有名です。
バフェットや孫正義は、ゲームを通じて「カン」や「流れ」を習得しようとしているのではなく、予測できない世界でより確実に大きくリターンが得られる行動を身に付けようとしているのではないかと思います。
孫正義がIT業界のウォーレン・バフェットを目指すという発言をしましたが、本質的に孫正義の行動はバフェットとはかなり異なる部分が多いことも事実です。
孫正義がいくらIT業界に精通し、投資ファンドなるものを立ち上げ莫大な運用資金を持っていたとしても、市場平均を上回るリターンを上げるかどうかは分かりません。
資産総額が少ない時は、その手腕をいかんなく発揮し市場平均を上回ることが可能かと思いますが、資産規模が大きくなるとそれが難しくなります。
バークシャーハサウェイは市場平均を大きく上回り続けてきましたが、今後も同じようにそのようなリターンを継続的に出すことは無理です。
もちろん、少なくとも市場平均を上回るとは思います。
資産規模や時価総額が大きくなればなるほど、その企業自体が市場平均の一部になります。
バフェットは今まで、自社株買いや配当を出していませんが、成熟した先にはそのような選択肢が残されています。
バフェットが生きているうちは、自社株買いや配当はないはずです。
バフェットが死んだあとは、それもあり得るということです。
バフェットには長生きをして欲しいですが、死んだ時バークシャーハサウェイ(BRK)が暴落するなら一世一代のビッグチャンスが訪れるかもしれません。
心の準備だけはしておきましょう。
▼マイポートフォリオ
マイポートフォリオ 2017年2月4日
マイポートフォリオ2016年11月27日
▼わたしの投資方針
わたしのバフェット流米国株投資基本方針まとめ
バフェット銘柄の買うタイミングをPERで考える
▼わたしのポートフォリオ保有比率上位銘柄まとめ
保有比率第1位 ウエルズファーゴ(WFC)
保有比率第2位 IBM
保有比率第3位 バークシャーハサウェイ(BRK.B)・・整備中
保有比率第4位 コカコーラ(KO)
保有比率第5位 アメリカン・エキスプレス(AXP)
保有比率第6位 フィリップス66(PSX)