2017/04/05

バフェットが最初にやることを愚か者が最後にやる

世界一の投資家バフェットが、IT業界への投資を拡大しています。

IBM(ティッカーシンボル:IBM)に始まり、最近大量にアップル(AAPL)を買い話題になりました。
バフェットの投資原則は変わりませんが、柔軟に対応するところも含めて最強の投資家です。

様々な投資経験を通じて、現在のバフェットが昔のバフェットより投資に対する考え方が優れているに違いありません。

IBMへの投資は、世界中の投資家から非難されました。
また、短期でみた場合の投資結果が市場平均と比較して下回っていたことが、追い打ちをかけました。

しかし、現在のIBMのリターンは市場平均を上回ってきました。
わたしはバフェットより安い価格でIBMを買い続けましたので、その恩恵を大きく受けた一人です。

もしかすると、今年IBMの収益がついに底を打ち上昇していく可能性があります。
それを見越した買いが入っているのか分かりませんが、株価は上昇しています。

今後のわたしの予想です。
これはIBMに限らず、バリュー投資家なら実践を通じて理解している考え方です。

先見の明がある投資家が割安な株を買う

業績が回復し株価が上がる

普通の投資家が買う

株価がさらに上がる

上がった株をみて、愚かな投資家が買い始める

株価は下がる

こんなイメージです。
これをみて、みなさんはどこで買えばいいか理解できるはずです。

バフェットが最初にやることは、愚か者が最後にやります。
トレンドフォロワー的な投資は、ハイリスクローリターンです。

これはバフェットの師匠であるベンジャミン・グレアムの安全域(マージンオブセーフティ)の考え方を理解していればカンタンです。

イケハヤがビットコインを買ったように、愚かな投資家が買い始めれば高すぎるということになりますので、下がることは必然です。

必ずしもそうはなりませんが、だいたいこんなイメージで株は動きます。
そしてIBMは上のイメージで言う第2段階に来ています。

業績発表後に買っても遅いです。

バリュー投資家として絶対にやってはいけないのは上がった株を買うことです。
みんなが売っているものを買うのです。

だいたいバフェットはそういう時に買います。

▼マイポートフォリオ
マイポートフォリオ 2017年2月4日

マイポートフォリオ2016年11月27日

▼わたしの投資方針
わたしのバフェット流米国株投資基本方針まとめ

バフェット銘柄の買うタイミングをPERで考える

▼わたしのポートフォリオ保有比率上位銘柄まとめ
保有比率第1位 ウエルズファーゴ(WFC)

保有比率第2位 IBM

保有比率第3位 バークシャーハサウェイ(BRK.B)・・整備中

保有比率第4位 コカコーラ(KO)

保有比率第5位 アメリカン・エキスプレス(AXP)

保有比率第6位 フィリップス66(PSX)