2017/06/19

【投資家必見】全米オープン2位の「松山英樹」と「石川遼」との一番の違いは何か?

直接的に投資とは関係ありませんが、本質的には株式投資に繋がると思います。

見事全米オープン2位となった日本の至宝「松山英樹」は、もはや世界のトップ4に入る実力であることは誰もが認めます。

今回の全米オープンも、一人だけ異次元の安定感で着実にスコアをアップさせていきました。
2位タイとなった選手や、優勝したブルックス・ケプカよりも、素晴らしいゴルフでした。

そんな松山英樹をアマチュアの時から気にしてテレビ観戦していたわたしですが、石川遼くんとの一番の違いは何なのか、なぜ遼くんの方が先にプロで活躍したにも関わらず、現在圧倒的な差を付けられたのか、それはひとつ大きな違いがあります。


ゴルフと言うスポーツは、他の選手と対戦しているようで、実は対戦などしていません。
テニスは相手の打ったボールを打ち返すので、相手の影響を直接的に受けます。

しかし、ゴルフは相手がどれだけドライバーで400ヤード近く飛ばそうが、自分のスコアにほんの少しも影響など与えないのです。

したがって、ゴルフとは自分との戦いでしかないのです。

コントロールできるのは相手のスコアではなく、自分のベストを尽くして良いスコアを出すことだけが勝利へ近づく道なのです。

これは当たり前のことですが、非常に重要です。

そして自分をいかに成長させるかを考える際に二つの考え方があります。
一つ目は、石川遼くんのように、高い目標と時期を立てて、今何をすべきか逆算して取り組む方法です。

石川遼くんは無謀とも思える「20歳でマスターズ優勝」という目標に向かって、本気で信じてゴルフに取り組んでいました。

ある程度まで、「もしかして」とも思えるようなゴルフをしていた時期もありましたが、実はこの目標が大きな足かせとなり、自分のゴルフができなくなってしまいました。

基準はあくまで、マスターズ優勝なので、石川遼くん程度の実力であれば、いつでもどこでもドライバーをぶん回し、少しでも可能性があれば果敢に攻めていく姿勢を続ける必要があるのです。

しかし、ゴルフは確率の世界なので低確率のハイリスクハイリターンの戦略を取り続ける限り、ラッキーが重なり続けなければマスターズ優勝なんて夢のまた夢です。


いっぽう松山英樹は真逆です。

アマチュア時代から、マスターズの切符を得るためにアジアの大会で優勝するという結果が求められました。
これは、一発勝負の挑戦権を掛けた試合でしたので、絶対に勝つ必要があります。

したがって、石川遼くんのようなリスクの高いマネジメントなんてとれるわけがないのです。

しかも実力があるわけですから、マネジメントさえしっかりできれば勝率が高くなるわけです。
勝つ確率を高めるためにできることを、やるだけなのです。

そして松山くんの一番よいところは、

「昨日の自分よりうまくなる」

ということを意識してトレーニングをしているところです。

そんな発言を聞いたわけではありませんが、松山くんをずっと追いかけ続けたわたしには理解できます。

ちなみにわたしのゴルフクラブは松山くんと同じダイナミックゴールドS400というシャフトをアイアンにさしています。
この世の中で一番重たいシャフトです。

話が脱線しましたが、高い目標設定は大切ですが、真理として「過去の自分に勝ち続ける」ことでしか、高い目標は達成できません。

石川遼くんのように高い目標設定で自分を見失い、昨日の自分に負け続ければ今のような状態になってしまいます。

もう一度、一からやり直して、再び松山くんのライバルになることを祈るばかりです。

松山くんは、そのうちメジャーを獲ることは間違いありません。

松山くんの魅力は、決してギャンブルをするのではなく、きちんとしたマネジメントこそが強みなのです。
そのようなゴルフを続ける限り、PGAツアーで勝ちまくることでしょう。

ピークを迎えるころには、タイガーウッズレベルにまでなる可能性は十分にあります。

がんばれ松山!


そして最後に当ブログのメインの株式投資の考え方ですが、いま話をした両名の方法に通じる部分が多いです。

自分の実力を把握したうえで、やるべきことを決め、それをきっちり実行し、日々成長していくしかありません。

ゴルフも投資も、人生において何事も、同じなのではないでしょうか。


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保有比率第4位 アメリカン・エキスプレス(AXP)

保有比率第6位 IBM

保有比率第7位 フィリップス66(PSX)