わたしはビットコインやアルトコインなどの仮想通貨は、詐欺まがいのモノであると思っていました。
しかし、何も勉強せずにそんなことを言うことは、自分にとってもせっかく読んでいただいてる読者のみなさんにとっても無責任だと感じていました。
ということで、いまさら聞けない ビットコインとブロックチェーンを読んでみました。
なかなか、ワクワクドキドキする内容ですね。
確かに、マルチ商法などのカモたちは、わたしがビットコインの関連本を読んでワクワクドキドキするのと同じ感情になるのでしょうね。
そして、たまたまNHKの資本主義に関するドキュメンタリーも観ました。
マルクスやシュンペーターらの偉人たちは、資本主義が永続しないことを必然だと言い切ります。
ポピュリズムが台頭する世界、資本主義の終わりに変わる何か...
浅すぎる知識ですが、15年の投資経験も踏まえて意見を述べます。
確かに、ビットコインを含めた仮想通貨は資本主義に対する協力な武器になり得る可能性はあります。
しかし、資本主義の国々は全力でこれを潰しにかかるに違いないことも容易に想像できます。
ビットコイン、アルトコインなどの仮想通貨は意図的に崩壊させられるか?
これは例え大きな力を持った資本主義でも、完全に潰すことは不可能です。
既にある程度の人口に支えられ、定着しているからです。
こんなことを書いているわたしですが、イケハヤを含めた仮想通貨のアーリーアダプターたちを散々批判しまくっていました。
まるでチューリップバブルのようだとか、詐欺だとか、バフェットが言うように価値を生まないモノの価値はないとか...
ビットコイン本、NHKの資本主義に関するドキュメンタリーに加えて、ナシーム・ニコラス・タレブの反脆弱性[上]――不確実な世界を生き延びる唯一の考え方も衝撃的内容でした。
わたしたちが取るべき行動は、ダウンサイドリスクが無限のブラックスワンではなく、アップサイドが無限のポジションを取るべきだと。
仮想通貨は様々な要因により、無価値になるリスクはあります。
しかし、アップサイドの利益も既に大きく儲かっている者もいるが、さらに拡大する可能性も大きいはずです。
数あるアルトコインと呼ばれる仮想通貨は、無価値になることは目に見えています。
完全に投機でしょう。
しかし、流通量が一位のビットコイン(BTC)や、決済通貨として採用される可能性の一番高いイーサリアム(ETH)はもしかすると、もしかするかも知れません。
これら2つが無価値になる可能性より、現在の価格より数倍になる可能性の方がもしかすると高いのかも知れません。
今後、米国株バリュー投資家であるわたしは、バフェットの意見を無視して果たして仮想通貨に投資するのでしょうか?
もし、するとしたらどんな戦略で仮想通貨への投資(正しくは投機)をするのでしょうか?
自分自身でも、まだ踏み切るのかどうかさえ検討中です。
しかし、本日coincheckとGMOコインに口座開設の申し込みを完了させました。
もう少し、頭を整理して本当にどうするのか、じっくり考えてみます。
▼マイポートフォリオ
マイポートフォリオ 2017年11月25日
マイポートフォリオ 2017年10月11日
マイポートフォリオ 2017年7月30日
▼わたしの投資方針
わたしのバフェット流米国株投資基本方針まとめ
バフェット銘柄の買うタイミングをPERで考える
▼わたしのポートフォリオ保有比率上位銘柄まとめ
保有比率第1位 ウエルズファーゴ(WFC)
保有比率第2位 バークシャーハサウェイ(BRK.B)
保有比率第3位 コカコーラ(KO)
保有比率第4位 アメリカン・エキスプレス(AXP)
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