2018/04/11

米国株、会社の同僚が売っている時は買い、買っているときはホールド

最近会社で、生活必需品セクターホルダーの小泉くん(仮称)が青ざめた顔で言ってきた。
「株売った方がいいっすか?」



おっと、昨年末のアゲアゲ相場で威勢よく生活必需品セクターについて自慢気に語っていた小泉君です。
年末の時に「買いはそろそろ控えた方がいい」と助言したにも関わらず、買ってしまっていました。

確かにサラリーマンは、年末のボーナスや住宅控除の還付金などで多くのキャッシュが手元に入ります。
そんな時は大きく投資したい気持ちも、よくわかります。

しかし、投資家にとって一番大切なことは「サイクルのどの位置にいるか」を常に感じておく必要があります。

ランダムウォーク仮説の信奉者たちは、いつ買っても同じだといいますがそれは上級者ではありません。

ある程度でもいいので、サイクルのどこにいるのか、その位置にいる場合どのように投資行動を起こすべきか判断することが上級者つまり、市場平均に勝てる投資家なのです。

何も考えずに明らかに割高な市場でも買い続けてくれる積み立て投資のインデックスホルダーには、感謝しかありません。

ただ、売買をすべきと言っているわけではありません。

わたしが投資で一番難しいと思っているのは、売りです。
この売りは、バフェットでも多くの失敗をしていることからも難しいことが理解できます。

そいうことですので、ポジションのどの位置にいても売りは避けます。

つまり、人々が浮かれて高値を更新している時でも売りません。
ストロングホールドです。
株価の上昇を、眺めてるだけです。

逆に、売られ過ぎた時は明らかなのでできる限り買います。
キャッシュポジションが5%を切っても買い続け、サラリーマンの安定した収入内で生活を抑えるだけなのです。

サラリーマンのメリットを、最大限活かす時なのです。

しかし、普段から収入以上の出費をしている家庭では成り立ちません。
そういうことからも、収入 => 支出を常日頃から実践しておくべきなのです。

ただ今思い起こすと、リーマンショックの時はボーナスも下がり残業代もカットされました。
したがって大暴落の時には、 そういうわけにはいきません。

だからこそ、大暴落前の人々が浮かれて最高値を更新し続けているようなサイクルの上にある位置を把握し、キャッシュポジションを高めなければなりません。

結局、そのような心掛けとそれによって得られる能力を発揮することで、市場平均に勝つことを目標にしましょう。

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投資の神様バフェットも絶賛した、21世紀最高の投資の教科書です。
わたしは、この本を10回以上読みました。
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