2016/02/05

マイナス金利を決定した日銀の黒田総裁とエディ・ジョーンズの共通点とスタンプ通貨

日銀が期待インフレ率を上げるために金利をマイナスにしました。日銀の黒田総裁はインフレターゲット2%を目指して、あらゆる手段を使っていますね。ラグビーワールドカップで3勝したエディジョーンズもあらゆる手段を使って、就任時に目標に掲げた3勝という結果を出しました。その世界を知り尽くした二人は結果を出すための引き出しをたくさん持っていると思います。困難な目標を達成するためには、順調に行くことなんてほとんどありませんので、あらゆる手段の中から最適なことを選択して、実行に移すということだけだと思います。選択肢を増やす能力、最適な選択をするという能力、実際に実行できる能力、どれか一つ欠ければ、結果は出ません。そういう意味で黒田総裁は、結果を出すことのできるひとだと思います。期待しています。

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お金の本質的な問題は価値の期限設定がないことです。お金はそもそも使わなければ、意味がありません。預金好きな国民の多い日本ではお金が回らないから経済が低迷しているということもあります。地域通貨として、実験的にスタンプ通貨と呼ばれる期限付き通貨は欧米で実験的に使用されていました。経済的にも成功を収めていました。期限付きとは異なりますがお金を回すきっかけとなるマイナス金利というのは預金や債券に対するペナルティですので、預金や債券以外の運用をせざるを得ません。そうすると、お金を使って何かを買うか、株式運用するか、どちらかの選択とになり、市場にお金という血が通い、景気が良くなることが考えられます。マイナス金利幅がもっと広がっていくことを期待します。ちなみにわたしは変動金利の住宅ローンがありますので、マイナス金利になればうれしいです。しばらく繰り上げ返済をやめます。




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