いま、振り返ると素人のわたしでも証券会社の口座をつくって株式投資をしたいと思わせるような市場環境であったと思います。
リーマンショックで売って買って
当時は新興国のインデックスファンドと日本株の個別銘柄へ適当に投資していました。バフェット銘柄や、米国株への投資はしていませんでした。
その後、リーマンショックを迎え、すぐに株をほとんど売ったことを覚えています。
ただし、その後しばらく株価が低迷していた時に買いを入れていたので、ある程度の利益をえることができました。
そのような経験をして、株価は暴落しても必ず戻り、またそれ以上に上昇するということを、実体験を持って身に染みています。
宇宙の中で一人ぼっちだが勇気を持って買う
そして何より、暴落時に株を買うことは勇気が必要です。周りのみんなが売りまくっているなか買うというのは、宇宙で一人ぼっちのような感覚です。
買ってすぐに上昇するなんてことは稀で、買うときは嘔吐しそうでした。
いまは、バフェットやグレアム、そしてオークツリーのハワード・マークスたちの投資原則を知り尽くしたので、暴落時に買うことは、百貨店のバーゲンセールで服を買うのと同じような感覚です。
とにかく楽しいんです。
インデックス投資は楽しいのか?
わたしは、少し前にインデックス投資をしていましたが、全然おもしろくありませんでした。しかも、ドルコスト平均法で買いのタイミングも、その価格も関係がない投資なんて、果たして投資と言えるのでしょうか?
もちろん、生活スタイルはそれぞれ異なりますので、簡単に市場平均を得られるインデックス投信は便利なツールであることは間違いありませんし、否定もしません。
わたしは、インデックス投資が、おもしろくないのでやめました。
インデックス投資ではなく、日本の個別銘柄でもなく、米国個別株のバフェット銘柄に落ち着きました。
バフェット銘柄への投資は、めちゃくちゃ面白いです。
ナンピン買いって楽しい
どれだけ暴落しても、バフェットが選んだ投資先なので、倒産することなんてありません。バフェットが買った価格は、本質的価値を下回る価格なので、それより下げて、含み損を抱え下げれば下げるほどナンピン買いのチャンスでしかありません。
この過程もめちゃくちゃ楽しいんです。
ナンピン買いしたことがある投資家は、わかると思いますが、買い付け平均価格がどんどん下がったいくのは、楽しいことでしかありません。
もちろん財務基盤の弱い企業だとしたら、倒産がちらつきナンピン買い自体が、リスキーな行為となります。
倒産リスクなんてほぼないバフェット銘柄は含み損を抱えたら、買いまくるだけで、その後の投資リターンが拡大することになります。
誰もができて超カンタンな投資法だと思います。
ウォーレン・バフェットの師匠であるベンジャミン・グレアムが書いた「賢明なる投資家」の最後にこんなことが書かれています。
株式投資はエキサイティングで、楽しいことは100%保障する。
▼マイポートフォリオ
2016年6月13日現在の米国株バフェット流ポートフォリオを大公開!
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わたしのバフェット流米国株投資基本方針まとめ
バフェット銘柄の買うタイミングをPERで考える
▼わたしのポートフォリオ保有比率上位銘柄まとめ
保有比率第1位 ウエルズファーゴ(WFC)
保有比率第2位 IBM
保有比率第3位 コカコーラ(KO)
バフェットの師匠フィリップ フィッシャーの再新作です。