2016/06/20

え?他の投資家と真逆のことをやっているときが一番ドキドキワクワクする投資ですよね?

逆張りの感情

ベンジャミン・グレアムの賢明なる投資家の8章と言えば、世界最強の投資家ウォーレン・バフェットが何度も読み返したように、一般の投資家も何度も何度も読み返す価値のある個所です。

そのなかに「真の投資家は逆張りに充足感を覚える」というようなことが書いてあります。

わたしが投資し始めたころは、誰もが売っている状況下で買うなんてことはできませんでした。

ただし、逆張りの意味も分からず、少額で逆張りをしたことはあります。




ホリエモンのライブドア株へ投資

いま振り返っても何で暴落中の、あの堀江貴文が社長だったライブドア株を買ったのか、まったく意味が分かりません。
暴落中にライブドア株を買い、さらに下げたときに売りました。
少額でマイナス10%程度のケガで済みましたが。

逆張りといえど本質的価値を上回る企業を買えば、奈落の底に叩き落されることを学びました。

本質的価値を下回る価格で、長期的優良企業を見極めて、逆張りをしなくてはなりません。


株式売買記録

わたしは、投資を始めてから現在までのすべての投資時期、買値、売値、購入株数、配当、リターンを記録しています。

いつか部分的にも公開しようと思っていますが、一売買あたりのリターンは平均+5%で、今までの売買回数は約150回です。
このリターンが多いのか少ないのか判断は、もっと検証する必要がありますが、あまり無駄な時間を過ごすわけにはいきませんので、たぶん検証はしません。

売買回数が多すぎることと、日本の株式市場に投資をしていたことが反省点です。

あの頃の自分に一つだけ言えるのなら「今すぐ米国株へ投資しろ。すぐに。」です。

弱気相場や逆張りが大好き

わたしは投資素人が犯す過ちを、ほぼ全て経験していると思います。
まだ、初期に経験したことや、図に乗りかけたときに、リーマンショックを経験したことは、投資家として大きな財産となりました。

したがって、わたしは弱相場が大好きですし、個別株のボラティリティの高さや、下げまくっているときに買うことや、ナンピン買いが心の底から大好きなんです。

投資家として一番やってはいけないことが「大きく下げたときに売る」です。
これだけ心がけていたとしても、一般の投資家が陥りやすくリターンの減少に繋がることを避けることができます。

少し前までは、勇気を持って下げ相場に向かっていましたが、いまは高くなった株を買うことが大きな勇気が必要で、上昇し続けた株を買うハイリスクな投資は勇気というより無謀です。

いまは勇気ではなく安心して、下げ過ぎている株を買うことができます。
本質的価値を下回る株を買うことは、安い買い物をすることと同意です。

株に限って、高くなったものを買いたがるのは、おかしな話です。

昨日、スーパーで売っていた100円のリンゴが、今日70円で売っていたら、多く買いたくなりますよね。

人間の心理は不思議ですが、株式投資においては、スーパーでの買い物と全く逆の行為をしがちなのです。

自然とそのような感情になるのであれば、それを克服するために、株式投資に関する良書を何度も読み、失敗した投資を振り返り、そのような感情にならないような考え方を体にしみこませる必要があります。


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2016年6月13日現在の米国株バフェット流ポートフォリオを大公開!

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バフェット銘柄の買うタイミングをPERで考える


▼わたしのポートフォリオ保有比率上位銘柄まとめ
保有比率第1位 ウエルズファーゴ(WFC)

保有比率第2位 IBM

保有比率第3位 コカコーラ(KO)



バフェットの師匠フィリップ フィッシャーの再新作です。