いずれ鈍化する成長
世界一の投資家ウォーレン・バフェットの投資リターンは、市場平均を凌駕します。株の上昇や企業の成長は永遠に無限に続くことはありません。
大きく成長するということは、いつか天井にぶち当たり、成長率が相対的に低くなってしまいます。
これは当たり前です。
世界一の投資家であるウォーレン・バフェットでも同じことです。
バークシャーハサウェイは中小型株への投資を通じて大きく成長してきました。
それが大型株では、そのようなリターンを得ることはできません。
超成長銘柄の中小型株が大型株になり、いづれ成長は鈍化するのです。
バークシャーハサウェイの時価総額は世界で5番目です。
そのような企業が、今まで以上に成長することは考えられません。
鈍化するのは目に見えています。
バークシャーの見通しは暗いのか
キャッシュの量も増えたことで、大企業への投資比率も増えてきました。今後のバークシャーハサウェイは見通しや先行きは険しいものです。
ただし、あのバフェットが厳選した企業ポートフォリオを構築したコングロマリット企業であるバークシャーハサウェイは、世界中のどんな企業より信頼できる、安定感のある、優良企業であることは間違いありません。
そういう意味でも、バークシャーハサウェイへある程度投資すべきです。
マイポートフォリオに占めるバークシャーハサウェイの保有比率は現在15%程度です。
現在の比率がちょうどよい感じです。
中小型株をねらう
バフェットが投資してきたように中小型株へ投資していくのがよいのか?それはリスクが高いと思います。
セクシーな人気企業は株価は高く手を出したとたんに半値以下になることや倒産リスクも十分考えられます。
将来の見通しの読めない企業へ投資するわけにはいきません。
バフェットのように中小型株であっても将来的な見通しがたつ優良企業を選択しなければなりません。
リーマン投資家ならこんな投資がオススメ
片手間で投資をしているわたしのようなサラリーマン投資家はどうすればよいか?わたしが考えるのは、バフェット銘柄の中の相対的に時価総額が低い銘柄をバフェットの保有比率以上に持つことが有効な方法です。
たとえばフィリップス66(PSX)なんてズバリな銘柄であると思います。
現在の株価は、しかもバフェトの買値に近いので、大きく投資するには最高のチャンスかもしれません。
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この本はバフェットがすすめる数少ない本のひとつです。
これを読むことで自社株買いの爆発力を知ることができました。
バフェットがIBMを買った理由が理解できます。
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保有比率第1位 ウエルズファーゴ(WFC)
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