2016/07/01

ベンジャミン・グレアムやチャーリーマンガーは高ボラティリティを好む

「賢明なる投資家」 は投資家のバイブル

ミスターマーケットや安全域という株式投資における大切な考え方を示した「賢明なる投資家 著ベンジャミン・グレアム」は何度も何度も読み返す価値のある、貴重な投資本です。

わたしも、何度読み返したか覚えていませんが、ウォーレン・バフェットが薦めるように特に8章と20章に投資に関する一番大切なことが書かれていると言われています。

その章にもでてきますが、ミスターマーケットと安全域もしくは安全マージンと呼ばれる考え方があります。




躁うつ病のミスターマーケット

世話好きなミスターマーケットは毎日異なる株価を提示し、時には気分を良くしていますが、躁うつ病を患うこともあります。

そんなミスターマーケットは、明らかに割安な価格を提示してくれることが、時々あります。

下がった株は、さらに下げることが心配になり、売ってしまう投資家を反映したのが躁うつ病を患ったミスターマーケットです。

本質的価値を下回った価格で買うことはリスクの高い投資ではありません。
逆に、市場全体が活気づき、高値を更新し続けるような相場で買うことが、リスクの高い投資と言えます。

そんな、ミスターマーケットが提示してくれる、躁うつ病のときの価格こそが、安全マージンが織り込まれた株価なのです。

勇気を持って大きく買うことができるか、周りとは逆の行動をしているときこそ、胸が高鳴るのか、そういう精神で株式投資に取り組める状態を日々の鍛錬で身につけなければなりません。

 

オーディオブックで投資原則を染み込ませろ

わたしは、会社通勤は車で往復約2時間半ですが、いつもバフェットかベンジャミングレアムか、ハワードマークスなどの、投資原則についてオーディオブックで体にしみこませています。

何回聞いても、いつも違う発見があるような優れた書籍がありますで、通勤時間の無駄な時間を有効活用できます。

ブログネタも毎日聞いている中から、ピックアップすればネタに困ることもありません。

聞いたことをブログに書くことで、より理解が深まり、投資行動につながるような気もしています。
ですので、このブログを見ている人はまだまだ少ないですが、これを書くことで自分自身も成長し、ブログの質もレベルアップさせることで、購読者も増やせたらいいなという風に願っています。


8章と20章が投資家として一番大切なことが書かれています。
これを読まずして、投資家とは言えないでしょう。



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この本はバフェットがすすめる数少ない本のひとつです。
これを読むことで自社株買いの爆発力を知ることができました。
バフェットがIBMを買った理由が理解できます。




▼英国EU離脱に関する当ブログ記事
昨日の英国EU離脱決定後のウェルズ・ファーゴ(WFC)買いについて振り返ってみた

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▼マイポートフォリオ 2016年6月13日現在
2016年6月13日現在の米国株バフェット流ポートフォリオを大公開!


▼わたしの投資方針
わたしのバフェット流米国株投資基本方針まとめ

バフェット銘柄の買うタイミングをPERで考える


▼わたしのポートフォリオ保有比率上位銘柄まとめ
保有比率第1位 ウエルズファーゴ(WFC)

保有比率第2位 IBM

保有比率第3位 コカコーラ(KO)