2016/07/30

暴落相場を心待ちにして、その時が来れば平然と買いに向かう。これができないなら投資はやめといたほうがいい。

勝者のゲーム


株で勝つために必要なこと。

株式投資で勝つには、これしかありません。

安く買って、高く売る。



シンプルでわかりやすく、これ以外で勝つことは不可能です。

配当利回りのよい高配当銘柄でその配当額が投資資金を上回ることもありますが、結局それも安い株が高くなり、配当利回りが高くなっているということなので、同じことです。


売りどきはよくわからない。

株式投資を実践していて感じるのは、とにかく売ることが難しいということです。
バリエーションが高い水準でも、さらに上昇し続ける相場はあります。

バフェットの師匠ベンジャミン・グレアムは本質的価値で買い、本誌的価値に戻れば売りと言っています。

あの世界一の投資家であるバフェットもたまにやらかします。
早く売り過ぎて、高くなってまた買ってしまう。

これはサイアクです。

まるでデイトレーダーのような投資タイミングを図るような投資になっています。

また、その株を今持っているということは、買っているということです。
バリュー投資家は、本質的価値を下回る価格で株を買うので、今持っている株が割高なら、売ることが正解です。

しかし、売ると税金や手数料を取られるので、カンタンに売るわけにも行きません。

売り時が難しいのは、ほかにも考えることはありますが、これらのことをどう考えるのかが重要です。

バフェットは永久保有をすることを好みます。

そのような銘柄をあらかじめ選ぶことで、売り時の難しさを解消できます。


もうひとつは、スイッチングです。
その銘柄より魅力的な、本質的価値を下回っている株を買い、相対的に高くなった株を売れば、スイッチングの完了です。

これも、株式投資の基本である相対比較で買いと売りを混ぜる、有効な手段です。


株の買いはカンタン。

売りに比べて、買いはカンタンです。
下がっているとき、みんなが売っているときに買えばいいのです。

年に2回ぐらいは、そういう相場が来ます。

そして5年や10年単位でみれば、暴落と言える相場が来ます。

われわれ長期投資家は、それらが必ずのように来ることを知っていますので、その時を常に待っています。

心とお金の準備をしているということです。

ほぼ必ず、そのような相場が来ることに対して、何も準備できずに、株価が上がっているので浮かれているような投資家は、株で市場平均に勝つことはできません。

逆に、暴落相場で売っているようであれば、われわれ長期投資家にとっても、証券会社にとっても優良なお客さまなのです。

ポーカーで20分経って誰がカモか分からなければ、あなたがカモなのです。



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この本はバフェットがすすめる数少ない本のひとつです。
これを読むことで自社株買いの爆発力を知ることができました。
バフェットがIBMを買った理由を理解できます。




▼マイポートフォリオ 2016年6月13日現在
2016年6月13日現在の米国株バフェット流ポートフォリオを大公開!


▼わたしの投資方針
わたしのバフェット流米国株投資基本方針まとめ

バフェット銘柄の買うタイミングをPERで考える


▼わたしのポートフォリオ保有比率上位銘柄まとめ
保有比率第1位 ウエルズファーゴ(WFC)

保有比率第2位 IBM

保有比率第3位 コカコーラ(KO)

保有比率第5位 フィリップス66(PSX)



本日の独りごと
娘のYoutubeチャンネルの収益がジワリジワリ上がってきました。
即効性がないので、コツコツ地道にファンを増やしていくしかありません。
長期株式投資家と同じように地道な努力を積み重ねるしかないです。