2016/07/30

住宅は買うべきか、借りるべきか? どちらも住んでみればわかります。わたしは断然買う派です。しかし今買うべき時ではない。

住宅論争


賃貸時代。

住宅は買う派、借りる派論争があります。

わたしはリーマンショック前まで賃貸マンションに住んでいました。
それなりに快適な新築マンションで1LDKに住んでいました。



最近、流行りのミニマリストや、ホリエモンのようにできるだけ最小限のモノしか持たない考えかたは、共感する部分が多いです。

価格に合った間取りや立地を選べて、住みにくければ引っ越しができる環境に当時、特に不満はなく、大変満足していました。

近所づきあいも、ほとんどなく、いつか引っ越すつもりで済んでいましたので、周りの住民に関心がなく、なにも気にしていませんでした。


リーマンショックでサラリーマンはショック。

そんな賃貸時代に、リーマンショックがありました。
衝撃的な出来ごとに、株式投資をしていたわたしは、不安でもあり、チャンスでもあるこの相場に、どのように対応すれば、恩恵を受けることができるか、悩んでいました。

サラリーマンであるわたしは、リーマンショックで残業がゼロになり、月の残業代10万円ほど収入が減ることになりました。

それでも、下げ続ける株式市場へ、日本株の割安銘柄を買い続け、相場が戻るころには、それなりの利益を得ていました。

そして、さらに何か行動するのなら、何をすべきなのか考えていました。

住宅がぜんぜん売れていない。
住宅価格が下がっている。
住宅ローン減税が拡充している。
住宅ローン金利が過去最低水準。

このようなことを耳にするようになり、株式投資同様に、いま住宅を割安で買えると思い立ちました。

当時、まだ独身でしたが、3LDKの新築マンションを3,300万円30年ローンで買いました。


住宅を買ったいま思うこと。

それから7年が経過しました。
結婚もあり、子供もひとりできて、今もそのマンションに住んでいます。

いまのマンション生活について、満足しています。

最近、ほかの新築マンションの現地確認会に参加して思いましたが、住宅建材が高騰しているのか、設備や立て付けがかなり、ショボイです。

やはり、当時のリーマンショック時の建材や立て方含めて、同じような価格と比較しても、かなり割安であったと思います。

所有していることに対して満足を得られますし、ショッピングセンターや医療機関が隣接していることもあり、住みやすさは最高です。
駅からも近いです。

しかし、メリットばかりではありません。

近所付きあいもそれなりに必要です。
下の階からの騒音の苦情や、隣の駐車場からの苦情など、実際にありました。

そんな住民たちと、だいたいの方は一生付き合っていかなければなりません。

隣人がヘンな人になるかどうかはコントロールできないので、運次第です。
賃貸なら、隣人が嫌なら、住み替えがカンタンにできますが、買ったのならそうもいきません。

ということがデメリットだと思います。

ただし、それを上回るメリットがたくさんあります。

先に述べた以外にも、住宅ローン減税、住宅ローン金利低い、などです。


わたしの結論は住宅は買うほうがいいです。

決定的な理由として、いま住んでいる買ったマンションは買った価格で同額で売れるのに、売って賃貸に住みたいとは、ひとかけらも思うことはありません。

結局のところ、どちらも経験することで、どちらを選択するかは見えてきます。


いま住宅を買うべきか?

東京オリンピックが近いこともあるのか全国的に不動産価格が上昇している状況で、いま不動産を買うのは、株式投資家とし言えるのですが、危険であると言わざるを得ません。

株も不動産も割安のときに買えば、安全マージンを得られます。

わたしのマンションは当時3300万円で買いましたが、いま売っても3300万円ぐらいで売れます。
値が下がっていません。

いま買えば、東京オリンピック後に値下がりするかもしれません。
高齢化が進む日本では、いったん値が下がれば、そのまま下がり続ける可能性もあります。

わたしが、もし再度マンションを買うのなら、東京オリンピック後に買うか、また株式市場が大きく崩れる暴落後です。

住宅は買うべきですが、いまは買い時ではない、というのが最終的な結論です。




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この本はバフェットがすすめる数少ない本のひとつです。
これを読むことで自社株買いの爆発力を知ることができました。
バフェットがIBMを買った理由を理解できます。




▼マイポートフォリオ 2016年6月13日現在
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▼わたしの投資方針
わたしのバフェット流米国株投資基本方針まとめ

バフェット銘柄の買うタイミングをPERで考える


▼わたしのポートフォリオ保有比率上位銘柄まとめ
保有比率第1位 ウエルズファーゴ(WFC)

保有比率第2位 IBM

保有比率第3位 コカコーラ(KO)

保有比率第5位 フィリップス66(PSX)



本日の独りごと
いまのマンションは子供が遊べる共有スペースがありますので、子供たちはそこでよく遊んでいます。
自然と友達ができる環境にもあり、そういうところも買うメリットのひとつです。