わたしたち長期バリュー投資家は、本質的価値を下回る価格で買い、本質的価値を上回る価格で売ることを目的とします。
安く買うことに注力しますが、高い価格で買うこともありますし、買った株が下がることもあります。
買った価格を下げる方法に「ナンピン買い」があります。
株価は下げれば下げるほど、含み損が拡大しますが、その含み損がある状況で買うことで、買い付け価格を下げることができます。
高く買った株を、切り下げること、つまり高く買ったことを無かったことにしてくれるのです。
当たり前ですが、高い価格で買わずに下げた株を買うのがベストですが、買った瞬間に上がることなんてほとんどありません。
(今年に限ってはWFCもDVAも買った瞬間に上がりまくりましたが...。)
わたしは好んでナンピン買いをします。
買い付け価格が下がっていく感覚は、快感です。
インデックス投資家に限らず、理想のポートフォリオから乖離した場合リバランスをする投資家も多いかと思いますが、わたしは基本的にノーセルリバランスを好みます。
売れば税金も手数料もとられますので、よほど乖離が生まれた時か、年間20万円の利益は税金を払わなくても済むので、限定的な売りしか実践しません。
ちなみにSBI証券のNISA口座は米国株ETFは買い付け手数料が0円ですので、NISAでの利益にかかる手数料は売却時のみとなります。
わたしが米国株を売買する証券会社はSBI証券です。
他にも証券口座は持っていますが、最近はSBI証券でしか取引をしていません。
投資格言に「下手なナンピンスカンピン」がありますが、それは銘柄選択で失敗した場合に限ると思います。
その銘柄選択は、わたしのように世界最強の投資家ウォーレン・バフェットに任せていますので、まったく心配していません。
バフェット銘柄のナンピンで失敗したことはありません。
ちなみにバフェット自信は投資で失敗したことはありますが、その反省を活かして投資家として一回りも二回りも成長していると思います。
いまのバフェットは、そんな経験を踏まえて、最高の企業としてのバークシャーハサウェイ(ティッカーシンボル:BRK)を作り上げ、今現在も企業価値向上に努め、結果して一株当たり純資産(BPS)を成長させつづけています。
バークシャーハサウェイと同じように今後もBPSを成長させ続けていくと考えられる企業に「アマゾン(AMZN)があります。
実はジェフ・ベゾスとウォーレン・バフェットは長い間親交があります。
あるインタビュアーがジェフ・ベゾスにウォーレン・バフェットから聞いた最高の言葉は何かと問われた。
バフェットの投資や経営手法はシンプルにも関わらずなぜ誰もマネできなのかという問いに対してバフェットは、
「ゆっくり金持ちになろうとする者はいないからだ」
と答えたそうです。
この言葉が今のアマゾンの経営手法に活かされているはずです。
ユーザーを第一に考え、目先の利益にとらわれず長期的な投資を続ける手法はバフェットが作り上げたバークシャーハサウェイ(BRK)に似ています。
ただしいくら優良企業で、長期的成長が見込めるからといって、高すぎる株価の企業に投資することは長期バリュー投資家として絶対にやってはいけないことです。
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この本はバフェットがすすめる数少ない本のひとつです。
これを読むことで自社株買いの爆発力を知ることができました。
バフェットがIBMを買った理由を理解できます。
▼マイポートフォリオ
2016年11月27日現在のマイポートフォリオを大公開!トランプ相場で爆上げリターン!
2016年6月13日現在の米国株バフェット流ポートフォリオを大公開!
▼わたしの投資方針
わたしのバフェット流米国株投資基本方針まとめ
バフェット銘柄の買うタイミングをPERで考える
▼わたしのポートフォリオ保有比率上位銘柄まとめ
保有比率第1位 ウエルズファーゴ(WFC)
保有比率第2位 IBM
保有比率第3位 コカコーラ(KO)
保有比率第5位 フィリップス66(PSX)
本日の独りごと
今日は朝からゴルフに行ってきました。天気もよく最高でした。
それにしても定年している高齢者がたくさんいます。
日本のゴルフ産業はこの先大丈夫かと心配になります。