2017/04/11

バフェット以外の株式投資に関する発言は雑音と思え。ゴルフならベン・ホーガン以外は雑音。

世の中には、株式投資に関する書籍がたくさんあります。

毎日のニュースで株式がどのように動き、その理由を断定しています。
ほかには雑誌や講演などでも、投資に関する様々な見解が述べられています。


株式投資の世界で正解があるわけではありません。
動く理由が断定できるわけでもありません。

では、そのような意見に意味があるのでしょうか。

はっきり言って、聞く価値もないほど意味はありません。
その発言を読み取り、株式投資に活かそうなんて時間のムダでしかありません。

わたしは、株式投資の次にゴルフも大好きです。
実は、ゴルフの世界でも同じようなことがあります。

例えば、世にあふれるゴルフ雑誌や書籍には様々な見解が述べられています。

「グリップはゆるく握らないとダメ」
「グリップは強く握れ」

まったく逆のことが書かれています。
意見を述べている人たちは、別にウソをついているわけでもなく、本当にそう思っているから述べているのだと思います。

正解のない世界で、中途半端な結果しか出していない人の意見を聞く必要があるのでしょうか。

ゴルフの世界でも、ウォーレン・バフェットのように結果を出して、その理論をまとめたベン・ホーガンという有名な人物がいました。

あらゆるレッスン書は、そこから派生したとも言われ、それを各々が解釈し、またはアレンジしたものがたくさんのレッスン書として世に出ていると言えます。

しかし、本当の意味で価値のある書籍は、そのベン・ホーガンの「モダンゴルフ」でしかありません。

その一言一句に、すべての意味が込められています。
従って、ベン・ホーガン以外の声は雑音でしかありません。

これは世界一の投資家であるウォーレン・バフェットの発言と同じです。
バフェット以外の声は、聞く価値がないほどの雑音でしかありません。

中途半端な結果しか出していない投資家たちは、運の要素で結果が出たのかもしれません。

しかし、ベンジャミン・グレアムのバリュー投資の原則を学び、それを実践し、経験を通じて最強となったバフェットは、運の要素があるとは言えません。

バフェットの投資成果は、経営学では証明できていないそうです。

ベンジャミン・グレアムもウォーレン・バフェットも株式投資の世界は投資家心理で動くことを理解しています。

投資家心理の逆をチャンスと捉えて、勇気を持って大きく行動するだけです。
そこには、確信があるので大きく行動できるのです。

色々と書きましたが、結局わたしの記事なんぞも所詮雑音でしかありません。

特に、世にあふれる投資ブログなんぞ雑音の雑誌以下でしかありません。
そんなブログが思い付きのように薦める投資銘柄なんて、本気で買いの理由にしてはいけません。

わたしもたくさんの投資ブログを読みますが、買いの参考にしているわけではありません。
雑音、つまり大衆はどのような考えで投資行動を取っているのか、ということを理解するために投資ブログを読んでいます。

それ以上でもそれ以下でもありません。
雑音は、雑音と理解したうえで、雑音を聞くように、読むだけです。

▼マイポートフォリオ
マイポートフォリオ 2017年2月4日

マイポートフォリオ2016年11月27日

▼わたしの投資方針
わたしのバフェット流米国株投資基本方針まとめ

バフェット銘柄の買うタイミングをPERで考える

▼わたしのポートフォリオ保有比率上位銘柄まとめ
保有比率第1位 ウエルズファーゴ(WFC)

保有比率第2位 IBM

保有比率第3位 バークシャーハサウェイ(BRK.B)・・整備中

保有比率第4位 コカコーラ(KO)

保有比率第5位 アメリカン・エキスプレス(AXP)

保有比率第6位 フィリップス66(PSX)