最近、投資に関する雑誌や本にインデックス投資家がよく取り上げられています。
「インデックス投資ナイト」なるイベントや講演も盛り上がっているみたいですね。
インデックス投資ブログも人気があり、世の中にインデックス投資が少しずつ広がっているのでしょう。
それ自体は良いことです。
銀行預金なんかに預けておくぐらいなら、インデックス投資をした方が良いに決まっています。
長期的には確実に相対的にリターンが大きいことは歴史が証明するまでもなく、当たり前の事実です。
現在わたしは、米国株の個別銘柄へ集中投資を長期で運用しています。
しかし、その昔インデックス投資をしていました。
インデックス投資と個別株への投資の一番異なる点はこれです。
インデックス投資に倒産リスクは、ない。
これは、投資家に取って非常に重要な要素です。
どんな優良企業であれ、いまの時代倒産する可能性はあります。
また優良企業と言え、斜陽産業であれば生き残ること自体が難しいこともあります。
それらを踏まえて、まるごと全ての産業(セクター)を買い、まるごと世界中の地域も含めて買うことで、個別企業が倒産しようが新たな会社が生まれる構造上、インデックス投資は倒産リスク(価値が0になるリスク)は存在しません。
また、今後人口が増加していくことからも、インデックス投資対象の価値が増加し続けていくことに疑いの余地はありません。
つまり、世界でみた株式投資の平均リターンを得ることができます。
これで満足するのであれば、インデックス投資を実践するだけです。
インデックス投資を積み立てて投資することで、時間も平均化すれば、誰でも平均的なリターンを得るしくみが完成します。
では、なぜわたしがインデックス投資を実践していたにも関わらず、これをやめて米国個別株の集中投資という、倒産リスクも背負った投資をしているのでしょうか。
ひとつ言えることは、インデックス投資の倒産リスクが0であることに対して、わたしが投資する対象企業も、倒産リスクは0に限りなく近いということです。
「0」か「そうでないか」の差は大きいです。
これは、大きすぎる差です。
しかし「0かそうでないか」と「0か、ほぼ0に近い」の差をリスクとリターンの関係で考えると後者の方がリターンが高いのです。
これは、少し難しいかもしれませんが、バフェットはこれを理解しているからこそ、銘柄選択と集中投資をできるのです。
もちろんブラックスワン的な、リスクは常に存在しますがバフェットの選球眼はそんな甘っちょろいもんではありません。
あらゆる企業のアニュアルレポートを読み続け、どのような企業が相対的によいのか、実践を通じて得た経験値も含めて、最強の投資家なのです。
現在のバフェットは、過去のバフェットより優れていることに違いありません。
▼マイポートフォリオ
マイポートフォリオ 2017年2月4日
マイポートフォリオ2016年11月27日
▼わたしの投資方針
わたしのバフェット流米国株投資基本方針まとめ
バフェット銘柄の買うタイミングをPERで考える
▼わたしのポートフォリオ保有比率上位銘柄まとめ
保有比率第1位 ウエルズファーゴ(WFC)
保有比率第2位 IBM
保有比率第3位 バークシャーハサウェイ(BRK.B)・・整備中
保有比率第4位 コカコーラ(KO)
保有比率第5位 アメリカン・エキスプレス(AXP)
保有比率第6位 フィリップス66(PSX)