日本人は貯金が大好きです。
低金利時代の現在は、なんとタンス預金も流行っており金庫が売れているそうです。
政府や金融機関は「貯蓄から投資へ」というスローガンのもと、銀行預金を投資へ回そうと国民を説得しています。
しかし、それは実現していません。
NISAや積み立て型?NISAや、こどもNISAなど、投資をしたことがない国民に理解できない複雑な内容の政策では、思うようにはいかないでしょう。
もともと、投資をしていないひとに「投資しろ」と説得を試みても、反発され思うようにいくはずもありません。
投資リスクがあることは、なんとなく理解できているのです。
そのリターンを理解できないのでしょう。
いくら説得しても、動きません。
では、どうすればいいのでしょうか?
説得より納得させればいいのです。
上から、行動を指示されて反発したことが誰でもあるはずです。
先生や親に限らず、国からもそうでしょう。
やり方をかえればいいのです。
説得しようとせず、貯蓄より投資の方がいいことを訴え続けるだけでいいのです。
わたしにようなブロガーたちも、そのうちの一人になり、成果が出てくればメディアにも取り上げられ、広く国民に波及していくのを待つしかありません。
もちろん、こんなショボイブロガーが訴え続けても影響は限定的で、少なすぎます。
国が、投資の歴史や、どのような投資手法を続ければ、過去に銀行預金と比較してこれぐらいの差が出ることを発信すべきなのです。
しかし、日本の株式市場は世界の株式市場と比較しても、魅力的であるとは言えません。
わたしが実践するように米国株式市場への投資を日本の国が薦めるわけにもいきません。
世界一の投資家であるウォーレン・バフェットが言う通り、アメリカの S&P 500 指数に連動したインデックスファンドを積み立て投資をしていくことが、誰でもカンタンにできる投資行動であることは、間違いありません。
世界の株式市場ではなく、日本の銀行預金と、日本の株式市場の相対リターンを比較するだけですので、話はカンタンです。
超低金利の銀行預金に勝つことなんて、まったく難しいことではありません。
例え、バブルの最高値の時から、日経平均の積み立て投資を実践しても、銀行預金に投資リターンが勝っていることぐらい、わたしたち投資家は計算するまでもなく、理解しています。
国や金融業界は、もう少し投資未経験者へのアプローチを替えるだけでいいのです。
投資へ一歩踏み出すかどうかも、心理を動かす必要があります。
説得ではなく、納得させる。
これ以外に方法はありません。
最後に、これだけは言っておきたいことがあります。
有名ブロガーであるイケハヤ氏のような投資未経験者への影響力ある者が、わけのわからん投機を推奨していることが許せません。
そんなところに素人が手を出せば、どのような結果が待ち受けているのかアホでもわかります。
賢明な投資や、本気で投資を促したい金融業界や国は、そのような発言をする影響力のある者を、もっと批判しなければなりません。
世にあふれる投資ブロガーたちも、影響力のあるブロガーに文句のひとつも言えないショボイやつばかりです。
本当に情けないです。
▼マイポートフォリオ
マイポートフォリオ 2017年2月4日
マイポートフォリオ2016年11月27日
▼わたしの投資方針
わたしのバフェット流米国株投資基本方針まとめ
バフェット銘柄の買うタイミングをPERで考える
▼わたしのポートフォリオ保有比率上位銘柄まとめ
保有比率第1位 ウエルズファーゴ(WFC)
保有比率第2位 IBM
保有比率第3位 バークシャーハサウェイ(BRK.B)・・整備中
保有比率第4位 コカコーラ(KO)
保有比率第5位 アメリカン・エキスプレス(AXP)
保有比率第6位 フィリップス66(PSX)