2017/05/25

配当利回りなんて気にするな!トータルリターン以外は雑音。

相変わらず、世の中の投資家の中で人気のある投資方法のひとつに高配当投資があります。

ジェレミー・シーゲル先生の影響を受けた真面目な投資家たちは、配当再投資もできないのに高配当再投資を実践しているつもりになっています。


あえて記事にするほどでもありませんが、配当なんて受け取らないほうがいいに決まっています。
どういうことか説明します。

▼高配当
100円の株で10円の配当があります。
価格は100円で安定しているとします。

そうすると年間10%の利益がはいります。
しかし税金が20%ひかれて8%のリターンを得ることになります。
つまり8円の利益です。

▼低配当
配当利回り0%の低配当というか無配で100円の株があります。
株価が毎年20%上昇しています。

100円×20%=20円
しかも売却していませんので税金が引かれません。
つまり20%の20円そのままが利益となります。


これだけを見ても、高配当を追いかけること自体がアホなことが理解できます。

例えばインデックスファンドでもバフェットが言う通りS&P 500が配当はそんなに高くないですがトータルリターンで他のインデックスを上回ります。

そういう事実があるにも関わらず、PFFや高配当ETFのようなわざわざ税金を払った上で、リターンの少ない投資先を選ぶのは、どうかしています。

証券会社の回し者なのか、なんなのかわかりませんが...。
こんな算数すらできないようでは、投資の世界では戦えません。


素人投資家は、まずこの本を読みましょう。
投資家を続ければ、どのような投資手法に行き着くか理解できます。


▼マイポートフォリオ
マイポートフォリオ 2017年5月13日

マイポートフォリオ 2017年2月4日

▼わたしの投資方針
わたしのバフェット流米国株投資基本方針まとめ

バフェット銘柄の買うタイミングをPERで考える

▼わたしのポートフォリオ保有比率上位銘柄まとめ
保有比率第1位 ウエルズファーゴ(WFC)

保有比率第2位 バークシャーハサウェイ(BRK.B)

保有比率第3位 コカコーラ(KO)

保有比率第4位 アメリカン・エキスプレス(AXP)

保有比率第6位 IBM

保有比率第7位 フィリップス66(PSX)