世界で一番尊敬されている投資家であるウォーレン・バフェットの師匠のひとりにフィリップ・フィッシャーがいます。
超成長株へ集中投資をするような投資手法です。
マックスで20%保有を薦めていますので、20%銘柄のみで構成されたポートフォリオだと5銘柄になります。
そして最小限度の保有比率は5%としています。
これを銘柄数にすると20銘柄となります。
つまりフィリップ・フィッシャー先生は最小で5銘柄、最大で20銘柄の集中投資を薦めているわけです。
わたしは毎日のように投資ブロガーたちのブログを楽しく見ていますが、そんな集中投資を実践している投資家をみたことがほとんどありません。
※1銘柄に集中投資をしているようなリスク管理が全くできていない投資ブロガーもいますが...。
ちなみにわたしは17銘柄です。
数えてみると、思っているより多いです。
しかし、3銘柄で約50%です。
さらに、8銘柄で約75%です。
つまり残り15%で、同じ数の銘柄を持っているので、それらは保有比率のちいさな集まりに過ぎません。
理想のポートフォリオ(過去記事)は12銘柄です。
いま(記事の再下段にポートフォリオリンクあり)は理想より多くの銘柄数となっていますが、徐々に理想へ向かって調整していきたいと思っています。
分散投資の意味を理解していない投資家たちは、分散すればするほどリスクが低くなると思っています。
分散すればするほど、市場平均に近づきますので、そもそもインデックス投資で充分なのです。
わざわざ証券会社に売買手数料を払う必要はありません。
市場平均を上回ることが目標なら、分散させ過ぎず優良企業へ集中投資することがカギとなります。
有名ファンドですら分散しすぎて、本当の意味で株式市場で勝負していませんので、個人投資家として、サラリーマンとして、別に年次報告で損を報告する必要はありませんので、どんどん攻めていけばいいと思います。
究極的には保有比率20%の5銘柄が理想です。
しかし、そんな銘柄は存在しないのが実情です。
現存する20%銘柄にしてもいい企業は...
・バフェットが唯一永久保有宣言をしているウェルズ・ファーゴ(ティッカーシンボル:WFC)とバフェットそのものであるバークシャーハサウェイ(BRK)の2銘柄ぐらいです。
ジェレミー・シーゲルなんて読まずに、賢明なる投資家はフィリップ・フィッシャーでしょう。間違ってもピーター・リンチやジム・ロジャースなんかに影響を受けてはいけませんよ。
▼マイポートフォリオ
マイポートフォリオ 2017年5月13日
マイポートフォリオ 2017年2月4日
▼わたしの投資方針
わたしのバフェット流米国株投資基本方針まとめ
バフェット銘柄の買うタイミングをPERで考える
▼わたしのポートフォリオ保有比率上位銘柄まとめ
保有比率第1位 ウエルズファーゴ(WFC)
保有比率第2位 バークシャーハサウェイ(BRK.B)
保有比率第3位 コカコーラ(KO)
保有比率第4位 アメリカン・エキスプレス(AXP)
保有比率第6位 IBM
保有比率第7位 フィリップス66(PSX)