そのバフェットが投資において最も影響を受けて尊敬していたのが、バリュー投資の父 ベンジャミン・グレアムです。
もう一人バフェットが影響を受けた人物であり、師匠とも呼ばれるフィリップ フィッシャーは集中投資を好みます。
長期保有前提で銘柄を選択し、買ったら売らない、フィッシャーは最低でも「3年は持て」と言います。
売れば、手数料がかかり税金を払うことになります。
それを好む投資家はいませんが、売買回数が多いのが一般の投資家です。
米国の株式市場において平均保有期間が昔から約1年とも言われています。
たった1年です。
しかも平均ですので、実際には1年未満で売る投資家は大勢存在します。
実際に、株式投資において3年も持つというのは、かなり長く感じます。
その原因は、毎日株価を見て一喜一憂するからでしょう。
上がったり下がったり、たまに大きく上がって調子に乗っていると大きく下げるというようなことを繰り返していると、売買したくなるのが投資家心理です。
しかし長期バリュー投資家は、初めから売るために買いません。
永久保有のつもりで買います。
長期バリュー投資家である我々は、毎日株価を見ても一喜一憂しません。
いや多少はしますね。
しかし、他の投資家たちと異なるのは「上がって喜び、下がって不安」という感情とは全く逆になります。
長期バリュー投資家は、常に大きく下げた株や、不人気銘柄を探します。
常にです。
ですので、下げれば下げるほど嬉しいのです。
スーパーでおばちゃんたちが、安いもやしを喜んで買うのと同じです。
安いもやしが高騰すれば買いません。
もとの水準や特価になった場合にのみ買います。
しかも大量に買うことがあります。
名づけて「スーパーのおばちゃんモヤシ買い戦略」です。
これからもたくましいおばちゃんたちと同じように、抜け目なくチャンスをうかがい投資していきます。
なんとアマゾンでモヤシを買えます。
時代は変わりましたね...。
▼マイポートフォリオ
マイポートフォリオ 2017年5月13日
マイポートフォリオ 2017年2月4日
▼わたしの投資方針
わたしのバフェット流米国株投資基本方針まとめ
バフェット銘柄の買うタイミングをPERで考える
▼わたしのポートフォリオ保有比率上位銘柄まとめ
保有比率第1位 ウエルズファーゴ(WFC)
保有比率第2位 バークシャーハサウェイ(BRK.B)
保有比率第3位 コカコーラ(KO)
保有比率第4位 アメリカン・エキスプレス(AXP)
保有比率第6位 IBM
保有比率第7位 フィリップス66(PSX)