わたしにとってバフェットのIBM売りは衝撃的なニュースでした。
あれだけ周囲の批判を浴びながら、堂々とその投資を継続し、いかなる時もいつかその日が来るような態度や発言にバフェットの自信が見えているつもりでした。
さすがにバフェットも少しは不安に思っていたのを、強がっていたに過ぎなかったのかも知れません。
弱気な発言をすることなんて、バフェットがそれを口にすれば暴落の要因になります。
バフェットのことを尊敬し、大好きであるわたしは、信じたいことを信じようとしていたことに過ぎません。
人間心理はそんなもんです。
もちろんそれを信じて、自分の責任において判断し行動したので何も後悔していません。
そもそも、わたしはバフェットより大幅に低いIBMの平均買い付け価格だったので、あのニュースの後売っても、バフェットの年率リターンを上回ったことになります。
失敗と言いながらも利益を上げることができたのです。
しかもバフェットより年率リターンで上回ったのです。
これは安い価格で買うことができたので、このような結果に繋がりました。
つまり、バフェットより高い価格でIBMを買っていたのなら、現在の価格で売れば負けていたのです。
いずれにせよ今回の経験から投資戦略を修正する必要があると思っています。
変わらないものは...
・バフェット銘柄しか買わない
・バフェットが売った銘柄は売る
・バフェット銘柄をナンピン買いしまくる
・バフェット銘柄をバフェットの保有銘柄以上に集中投資をする
・バフェットより低い価格で買えるのなら積極的に買う
付け加えるとすれば...
・バフェットの保有比率以上に集中投資をした銘柄が値上がりにより大きく上昇した場合、バフェットの保有比率に近い比率まで売る
・その売った資金で相対的に割安なバフェット銘柄へスイッチングする
・バフェット銘柄でもバットを振るタイミングを見極めろ
まだ、頭の中が整理できていないので検討段階ですが、今回の経験を活かしてさらに自身が成長できるように考えていきたいです。
投資の世界において一番重要なのは投資家心理です。
これを読まずして投資の世界に入るなんて、なにも持たずにジャングルに行くようなもんです。
ちなみにあの山崎元氏の発言とほぼ同じような主張がされています。
たぶん山崎元氏もこの本の影響を受けたのでしょう。
▼マイポートフォリオ
マイポートフォリオ 2017年2月4日
マイポートフォリオ2016年11月27日
▼わたしの投資方針
わたしのバフェット流米国株投資基本方針まとめ
バフェット銘柄の買うタイミングをPERで考える
▼わたしのポートフォリオ保有比率上位銘柄まとめ
保有比率第1位 ウエルズファーゴ(WFC)
保有比率第2位 IBM
保有比率第3位 バークシャーハサウェイ(BRK.B)
保有比率第4位 コカコーラ(KO)
保有比率第5位 アメリカン・エキスプレス(AXP)
保有比率第6位 フィリップス66(PSX)