2017/07/04

【FANG】賢明なる投資家は知っている「山高ければ谷深し」の恐怖

最近、FANGと呼ばれるチヤホヤされていた株が売られているようです。
確かに企業としての魅力や、将来の成長性などを考えると有望なような気がします。

しかし、普通の投資家たちが買った理由はひとつです。



「上がっているから買う」

投資家心理は順張りしやすいのです。
人間心理は今も昔も、群集と同じ行動を取ることで安心します。

これは何を意味するのか。
ババ抜きと同じなのです。

株で成功を収める原則は「安く買って高く売る」しかありません。
もしくはバフェットのように「優良企業を買って持ち続ける」こともひとつです。

では、高く買った株をどうすれば儲けられるのでしょうか。

「より高く売る」しかありません。

しかし、そんなカモはそうそういません。

実際、企業の将来性など誰も分かりません。
いまは良く見えても、将来何が起こるのか予想することはムダです。

したがってバリュー投資家は、現在の価値に目を向けます。
企業の成長など、ある程度のスパイスにすぎません。

今、安いのかどうか?

そこにフォーカスします。

FANGと呼ばれる、フェイスブック(FB)、アマゾン(AMZN)、ネットフリックス(NFLX)、アルファベット(GOOGL)は、今まで上昇を続けてきました。

現在価値が高すぎるこれらの企業に、わたしは一切投資をしていません。

なぜなら、上昇を続けている株を買うことは、ハイリスクローリターンであることを知っているからです。

割高な株がそれ以上に高騰するには、いまの利益予想以上の決算を出し続けなければなりません。

それが可能かどうか分かりません。

しかし、一転業績が少しでも悪ければ、売りたたかれます。
高く上がり過ぎた株は、大きく下げる運命にあります。

株はサイクルで動くので仕方がありません。

さらに、特に業績が悪くなくても下げることは、よくあります。

その理由は、上がり過ぎた株が、その重みに耐えられなくなり、下げる。

つまり、上げ過ぎたことが原因で下げるのです。

こういうことを理解せずに株式投資の世界を生き抜くことはできません。
退場しないためにも、最低限のリスク管理は、絶対に必要なのです。


なんかこんな怪しい本が売れているみたいですね。



▼マイポートフォリオ
マイポートフォリオ 2017年5月13日

マイポートフォリオ 2017年2月4日

▼わたしの投資方針
わたしのバフェット流米国株投資基本方針まとめ

バフェット銘柄の買うタイミングをPERで考える

▼わたしのポートフォリオ保有比率上位銘柄まとめ
保有比率第1位 ウエルズファーゴ(WFC)

保有比率第2位 バークシャーハサウェイ(BRK.B)

保有比率第3位 コカコーラ(KO)

保有比率第4位 アメリカン・エキスプレス(AXP)

保有比率第6位 IBM

保有比率第7位 フィリップス66(PSX)