2017/08/30

4歳の一人娘のために株式投資をするなら「バークシャーハサウェイ」か「S&P 500インデックス」どちらが最適か?

日本のような高齢化社会において、貯蓄を含めた資産は高齢者の方が多いです。
その高齢者たちが死亡すれば、財産を遺産として相続します。

わたしには、4歳の一人娘がいます。
わたし自身が高齢ではありませんので、まだ相続のことを考える時期ではないと思います。
相続のことは横に置いておくとして、娘の貯蓄について考えてみます。


現在、わたしは娘の貯蓄を特別分けて管理をしているわけではありません。
わたし自身の口座に、家族全員の貯蓄を管理しています。

しかし、これから資産が増加していくはずですので、娘の貯蓄は娘の口座を作って管理した方が良いかもしれません。

では、どのような口座でどのような投資対象を買っていけばよいのでしょうか。


わたし自身は米国株の個別銘柄でバリュー投資を実践しています。
もちろん、同じように娘の口座にも同じような、投資対象でも良いかも知れません。

しかし、娘の時代の平均寿命は現在の85歳とかというレベルではなく、100歳に近づくと言われています。

そうすると100年先も見据えた、安定的な投資対象が必要です。

そこでパッと思いつくのが、バフェットの言葉です。
バフェットは、もし自分が死んだら妻に90%のS&P500インデックスと10%の債券を買うことを推奨していました。

これをそのまま実践すればよいですが、同じようにリスクをコントロールするのであれば、別にS&P500インデックスを95%にして、5%を現金で保有でも全く問題ありません。

はっきり言って、今のところこれが、一番わかりやすくてカンタンで100年先も安定的なリターンが望める投資方法だと思います。

それなら、わたし自身もそのような投資をすべきですが、とにかく面白味に欠けるのでこれはやっていません。

面白さにひかれて米国個別株の投資をしているわけです。

話を戻して娘への投資対象ですが、ではS&P500インデックスで決まりなのでしょうか?
違います。

なぜそうしないのか理由を説明します。

そもそもS&P500インデックスは配当金が出ます。
正確にはETFなので分配金でしょうか。

そうすると配当再投資の手間が増えます。
しかも、配当分の税金支払いが発生し、しかも米国株ですので2重課税を取り戻す手間も増えます。

これらはいずれも、わたしが投資を実践している間は、特に問題にはなりません。

今回の話題は娘への投資対象ですので、なるべく手間がない形で受け渡さなければなりません。
そうすると配当利回りが限りなく0に近い、S&P500インデックスと同等もしくはそれ以上のリターンが安定的に狙える投資対象があれば完璧です。

一般の投資家でもすぐに思い浮かぶでしょう。

そうです。
バークシャーハサウェイ(BRK)です。

あの世界一の投資家であるウォーレン・バフェットが率いるバークシャーハサウェイ(BRK)です。

配当利回りは0です。
過去の対S&Pとの年率リターンの比較では、ほとんどの年でそれを上回ります。

全て合算すると、S&P500を大きく上回ります。

・配当利回りが0
・S&P500インデックスを安定的に上回るリターン

もう正解はでました。
娘への投資はバークシャーハサウェイで決まりです。


バフェット信者に関わらず、バークシャーハサウェイという会社を知る必要があります。
世の中にあるほとんどの企業は、バークシャーハサウェイと真逆のことをしがちです。
これは読んでおいて損はありません。


▼マイポートフォリオ
マイポートフォリオ 2017年7月30日

マイポートフォリオ 2017年5月13日

▼わたしの投資方針
わたしのバフェット流米国株投資基本方針まとめ

バフェット銘柄の買うタイミングをPERで考える

▼わたしのポートフォリオ保有比率上位銘柄まとめ
保有比率第1位 ウエルズファーゴ(WFC)

保有比率第2位 バークシャーハサウェイ(BRK.B)

保有比率第3位 コカコーラ(KO)

保有比率第4位 アメリカン・エキスプレス(AXP)

保有比率第6位 IBM