2017/08/20

【投資の話】「予想は、よそう」知ってる派に気を付けろ!

株式投資に限らず投資の世界において、未来を予想しようとする人はたくさん存在します。
それっぽい理由を並べては、過去を振り返って同じようなことが起こると言います。

はっきり言って、投資の世界において「予想することは無意味」です。

もし予想が当たるのであれば、あらゆるところから高利でも良いのでお金を借りまくってレバレッジを最大限に引き上げ、ある特定の対象に全力投球すればよいだけです。
世の中には「知っていると思っている人」と「知らないことを知っている人」が存在します。
あのイケハヤ氏のように、未来が読めるような発言をする人は世の中に巨万といます。

しかし、彼ら(彼女たち)は「知っていると思っている」もしくは「自分がすでに所有している投資対象をよりバカな投資家へ売ろうとしている」のどちらかです。

これは聞いたことがある話ですね。
そうです、ねずみ講やマルチ商法と同じ手法です。

自分が儲かった事実をエサに、煽って煽ってその気にさせ、煽られた人の財布からお金を引き出そうとします。

わたしが実践している米国株投資はプラスサムゲームですが、ビットコインやその他投資(正しくは投機)対象は、基本的にゼロサムもしくはマイナスサムゲームです。

ある投資対象に投資して、全員が儲かることなんてありません。
(米国株ETFへの投資等では全員儲かる可能性があります)

はっきり言って、騙しあいのようなものです。

影響力のある人は、投資対象を買ったら後は煽って価格を吊り上げ、よりバカなひとへ売ればいいのです。

昔のチューリップバブルや、サブプライムローンもそうでした。
日本でもバブルと呼ばれた時代は、不動産の価値は天井知らずかと思われていました。

Wikipediaよりチューリップバブルの画像引用

しかし、天にまで価格が上昇することはありません。

その投資対象は、自らの重みに耐えられなくなり、それらしい理由が例えなくても反転します。
反転したら最後、上り過ぎた価格は深い谷へ一直線です。

言いたいことは「予想は、よそう」、知らない派に属し未来より現在にフォーカスし、本質的価値より低い価格の投資対象を見つけることに専念しようということです。


これを知らずして投資の世界に身を置くことは危険と言うか無謀です。



▼マイポートフォリオ
マイポートフォリオ 2017年7月30日

マイポートフォリオ 2017年5月13日

▼わたしの投資方針
わたしのバフェット流米国株投資基本方針まとめ

バフェット銘柄の買うタイミングをPERで考える

▼わたしのポートフォリオ保有比率上位銘柄まとめ
保有比率第1位 ウエルズファーゴ(WFC)

保有比率第2位 バークシャーハサウェイ(BRK.B)

保有比率第3位 コカコーラ(KO)

保有比率第4位 アメリカン・エキスプレス(AXP)

保有比率第6位 IBM