バリュー投資とは逆張りです。
みんなと同じことをやっていても、儲けることはできません。
順張りとは上がっている株を買い、下がる前に売ることで利益を得ますが、どんなスーパー投資家であったとしても絶妙なタイミングを見極めることは困難です。
投資格言に「頭と尻尾はくれてやれ」があります。
底値で買い、天井で売ることが難しいことを表しています。
賢明なる投資家たちは順張り投資なんてやるはずもありません。
賢明なるバリュー投資家たちは、本質的価値を下回る価格で株を買い、本質的価値を上回る価格で売りを検討します。
バーゲンセールや、相対的に安い価格で買うことに集中します。
「株は相対選択の学問」とも呼ばれています。
しかし、われわれバリュー投資家を目指すサラリーマン投資家たちは、企業分析に時間を割くことができません。
安く買うことに集中することも重要ですが、いま市場はサイクルのどの位置にいるかを常に意識して投資行動を取る必要があります。
上り続ける株はありません。
いつか必ず下げる時が来ます。
そして市場はバブルを繰り返します。
それは過去も未来も永遠に変わることはありません。
株式投資において未来予想を立てること愚かなことはありませんが、バブルが繰り返すことは真実です。
ということはサイクルが訪れることになります。
いま、株式市場はどの位置にいるのか?
株価自体は最高値を更新するような水準です。
PERも過去の平均を上回っています。
市場は熱狂しているような心理でもなさそうです。
FRBの金利も低いままです。
どのような基準でサイクルの位置を探るのか、たくさんの客観的指標や主観があります。
わたしはサイクルの天井付近になると必ず、ある友人から株が儲かっているんじゃないかというような質問を受けます。
これはたまたまなのかも知れませんが、投資家ではない彼が様々なニュースで知り得た情報をもとに感情が入ってしまうのでしょう。
最近、彼は株式市場の話はしないのですが、少し気になるワードが出てきました。
「ビットコイン」です。
まさか彼から「ビットコイン」の話が出てくるとは思いもしませんでしたが、嗅ぎつけたのでしょう。
そういうことからも、わたし自身の判断として決してビットコインには手を出さないでおこうと決めました。
あまりにも有名ブロガーたちや新聞報道でも耳にすることが多くなったので、そのうちビットコインで何億儲けた的な人が現れ、ニュースにでも登場する日が近いのかもしれません。
まあ、もうすでにメディアに騒がれているかも知れませんが...。
少し心が揺らぎかけた時でもありましたので、絶対に手を出さないことを意識します。
もし、手を出してしまったら、後々こんなことを思うのでしょう。
「あの時は、どうかしていた」と。
投資するしないは置いておいて、まず仮想通貨の勉強は必須です。
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保有比率第6位 IBM